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子宮頸がん予防に向けたワクチン接種に関する質問主意書
参議院 第177回 第116号趣旨が明らかではない ×1
質問本文
子宮頸がん予防に向けて、政府は平成二十二年から、全国の自治体がヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン接種を実施するための公費助成をスタートした。これについて以下のとおり質問する。
一 厚生労働省資料によると、「全国で接種されているワクチンはグラクソ・スミスクライン社製のサーバリックスであり、ヒトパピローマウイルス16型及び18型感染に起因する子宮頸がん及びその前駆病変の予防に効果があり、一回目の接種後に最長六・四年間の予防効果が持続すると確認されている」という。この政府の見解に相違ないか示すとともに、当該ワクチンの副作用について政府の見解を明らかにされたい。
二 全国の自治体には、ワクチンについて「効果が二十年間持続する」と考えていたり、副作用について正しい知識を保有していないところも見受けられる。二十年間の持続効果を前提にワクチン接種の財政設計をした自治体が、後に六・四年間の持続効果しかないと知れば、大きな混乱も予想される。こうした問題に政府はどう対処する方針か、見解を明らかにされたい。
三 政府はワクチン接種の公費助成をスタートする前に、ワクチンの効果や副作用、持続効果などを、全国の自治体、ワクチン接種を実施する教育機関及び医療機関にきちんと説明してきたのか、その啓発活動の内容と周知効果をどう考えるのか、見解を明らかにされたい。
右質問する。
政府答弁書
一について
お尋ねの「厚生労働省資料」の意味するところが必ずしも明らかではないが、現在、薬事法(昭和三十五年法律第百四十五号)第十四条の規定に基づき厚生労働大臣の承認を受けている子宮頸がん予防ワクチンは、サーバリックスであり、その効能・効果は、ヒトパピローマウイルス(HPV)十六型及び十八型感染に起因する子宮頸がん(扁平上皮細胞がん及び腺がん)及びその前駆病変(子宮頸部上皮内腫瘍(CIN)二及び三)の予防である。サーバリックスの長期的な効果に関しては、平均追跡期間五・九年の時点では、その予防効果は、一回目接種後、最長六・四年間持続することが確認されているものの、その予防効果の持続期間については確立していない。
サーバリックスの副反応については、注射部位の疼痛、発赤等のほか、全身性の症状として、疲労、筋痛、頭痛、胃腸症状(嘔吐、下痢等)、関節痛、発疹、発熱等があり、まれに、ショック、アナフィラキシー様症状等があるものと承知している。
二及び三について
厚生労働省としては、平成二十二年度補正予算成立後速やかに、都道府県を通じ、子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業によりワクチン接種事業を実施する市町村等に対し、子宮頸がん予防ワクチンの効果や持続期間、副反応に関する情報を提供しているところであり、ワクチン接種が円滑に行われているものと認識している。引き続き、当該市町村等に対する情報提供に努めてまいりたい。
また、子宮頸がん予防ワクチンの効果や持続期間、副反応に関する情報については、通常、医薬品の添付文書により接種医等に提供されており、教育機関で接種を行う場合であっても接種医等が必要な情報を把握し、ワクチン接種が円滑に行われているものと認識している。
なお、現時点では、一回目接種後、最長六・四年間までの予防効果が持続することが確認されているものであり、御指摘のように「六・四年間の持続効果しかない」ものではない。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。