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日朝平壌宣言と日朝国交正常化に関する質問主意書

参議院 第193回 第62号お答えすることは困難 ×2仮定の質問 ×1

提出者
参議院
提出日
2017年3月28日
内閣転送 2017年4月3日
答弁書受領日
2017年4月7日
提出から10日
答弁の項目数
6
質問 1,070字/答弁 516字

質問本文

日朝平壌宣言と日朝国交正常化に関する政府の方針について質問します。

一 平成十四年九月十七日の日朝平壌宣言には、「朝鮮民主主義人民共和国側は、この宣言の精神に従い、ミサイル発射のモラトリアムを二〇〇三年以降も更に延長していく意向を表明した」とあります。しかし、周知のとおり北朝鮮は累次にわたり弾道ミサイルを発射し、核実験も強行しました。

政府は、北朝鮮がすでに日朝平壌宣言を自ら破棄したという認識をお持ちですか。

二 平成二十六年五月二十九日のいわゆるストックホルム合意文書の冒頭には、「双方は、日朝平壌宣言に則って、不幸な過去を清算し、懸案事項を解決し、国交正常化を実現するために、真摯に協議を行った」とあります。

私が、平成二十九年一月二十四日付けで提出した「国連安保理決議第二千三百二十一号に関する質問主意書」(第百九十三回国会質問第一五号)に対する答弁書(内閣参質一九三第一五号)の「二について」で、政府は「北朝鮮による核実験は、日朝平壌宣言に違反するものである」との見解を明らかにしています。

政府は「北朝鮮による核実験は、ストックホルム合意に違反するものである」と考えていますか。

三 私が、平成二十八年十月二十日付けで提出した「安倍内閣の拉致問題に対する姿勢に関する質問主意書」(第百九十二回国会質問第一一号)に対する答弁書(内閣参質一九二第一一号)の「四について」で、政府は「北朝鮮との関係に関する政府の方針は、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、国交正常化を実現していくというものである」としています。

政府は、北朝鮮が日朝平壌宣言にことごとく違反して、拉致、核、ミサイルといった諸懸案の解決にはほど遠い状況にある中で、北朝鮮との国交正常化を実現する突破口をどこに見いだそうとしているのですか。具体的にお示しください。

四 日朝国交正常化が実現した時点で、昭和四十年六月二十二日に日本と大韓民国の間で調印された「日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約(日韓基本条約)」及び「財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定(日韓請求権並びに経済協力協定)」は破棄することになるのですか。

五 政府は、日本が北朝鮮と国交正常化を実現するという方針は国民から支持されていると認識していますか。また、それはいかなる根拠による認識なのですか。

六 政府は、日本が北朝鮮と国交正常化を実現することによって得られる国益は何であるとお考えですか。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一について

政府としては、日朝平壌宣言において確認された事項が誠実に実施されることが重要であると考えており、北朝鮮に対し、引き続き、日朝双方の首脳の議論の結果として日朝関係の今後の在り方を記した同宣言を遵守するよう求めていく考えである。

二について

北朝鮮による核実験は、御指摘のいわゆる「ストックホルム合意」を含む北朝鮮との対話を通じた問題解決に向けた取組に資するものではないと考えざるを得ないと認識している。

三について

お尋ねについては、今後の対応に支障を来すおそれがあることから、お答えを差し控えたい。

四について

仮定の御質問についてお答えすることは差し控えたい。

五について

お尋ねについて一概にお答えすることは困難であるが、外交政策を実施していく上で、外交に対する国民の理解と支持を得ることは極めて重要であると考えている。

六について

お尋ねについて一概にお答えすることは困難であるが、例えば、日朝平壌宣言においては、「日朝間の不幸な過去を清算し、懸案事項を解決し、実りある政治、経済、文化的関係を樹立することが、双方の基本利益に合致するとともに、地域の平和と安定に大きく寄与するものとなる」との認識が確認されている。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×2仮定の質問 ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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