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介護保険の訪問介護の「生活援助」に係る運営基準の改定に関する再質問主意書

参議院 第196回 第86号趣旨が明らかではない ×2

提出者
参議院
提出日
2018年4月27日
内閣転送 2018年5月7日
答弁書受領日
2018年5月11日
提出から14日
答弁の項目数
5
質問 930字/答弁 1,194字

質問本文

平成三十年三月二十九日付けで提出した「介護保険の訪問介護の「生活援助」に係る運営基準の改定に関する質問主意書」(第百九十六回国会質問第五一号)に対する答弁(内閣参質一九六第五一号。以下「答弁書」という。)の内容について、次のとおり再質問する。

一 「ケアプランの事前届出」について

1 ケアプランは、被保険者自身やその家族等、指定居宅介護支援事業所の介護支援専門員以外の者が作成することもある。答弁書では明確に示されていないが、新基準省令第十三条第十八号の二の規定からすると、「ケアプランの事前届出」の対象となるのは介護支援専門員が作成するケアプランであり、介護支援専門員以外の者が作成するケアプランについては対象とはならないという理解でよいか。

2 答弁書の「一の1について」によれば「ケアプランの事前届出」は、事前届出の対象となるケアプランについて、市町村が地域ケア会議等において検証を行い、必要に応じて、ケアプランの内容の是正を促すことを目的としているとのことであるが、「是正を促す」という市町村の行為は、何らかの法的根拠に基づく行政処分として行われるものであるのか、それとも行政指導として行われるものであるのか、明確に示されたい。

3 答弁書の「一の4について」では、「ケアプランの事前届出」が、市町村の条例に基づく義務であり、指定居宅介護支援事業所に置かれる介護支援専門員が当該義務に違反した場合には介護保険法第八十三条の二又は第八十四条の規定により、指定居宅介護支援事業者に対する勧告、命令又は指定の取消し等を行うことができるとしている。

しかし、指定居宅介護支援事業者と介護支援専門員は別人格である。介護支援専門員個人の義務違反について、指定居宅介護支援事業者に対する勧告、命令又は指定の取消し等を行うことができるとする法的な理論構成・根拠を示されたい。

二 「ケアプランの内容の是正」について

1 市町村がケアプランの内容の是正を促す場合、是正案を市町村が示すことが予定されているという理解でよいか。

2 市町村がケアプランの内容の是正を促したにもかかわらず、是正がなされない場合の対応としてはどのようなことが予定されているのか。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一の1について

指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令(平成三十年厚生労働省令第四号)第二条の規定による改正後の指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準(平成十一年厚生省令第三十八号。以下「新基準省令」という。)第十三条第十八号の二の規定による基準に従い市町村(特別区を含む。以下同じ。)が定める条例による届出の対象となる居宅サービス計画は、介護支援専門員が作成する当該規定の要件に該当する介護保険法(平成九年法律第百二十三号。以下「法」という。)第八条第二十四項に規定する居宅サービス計画(以下「ケアプラン」という。)である。

一の2について

御指摘の「何らかの法的根拠に基づく行政処分」の意味するところが必ずしも明らかではないが、御指摘の「「是正を促す」という市町村の行為」は、行政指導として行われるものである。

一の3について

新基準省令第十三条第十八号の二の規定による基準に従い市町村が定める条例の規定は、法第八十一条第二項の規定に基づく指定居宅介護支援の事業の運営に関する基準であり、指定居宅介護支援事業所(新基準省令第二条第一項に規定する指定居宅介護支援事業所をいう。)に置かれる介護支援専門員が当該条例の規定に基づく義務に違反した場合は、指定居宅介護支援事業者(法第四十六条第一項に規定する指定居宅介護支援事業者をいう。以下同じ。)が当該基準に従って適正な指定居宅介護支援の事業の運営をしていない場合等に該当するため、市町村長(特別区にあっては、区長)は、法第八十三条の二又は第八十四条の規定により、指定居宅介護支援事業者に対する勧告、命令又は指定の取消し等を行うことができることとされている。

二の1について

市町村がケアプランの内容の是正を促す場合に、御指摘の「是正案」を示すかどうかは、個別の事例に応じて判断されるべきものと考えている。

二の2について

お尋ねの「是正がなされない場合の対応」の意味するところが必ずしも明らかではないが、御指摘の「ケアプランの内容の是正」は、利用者の自立支援及び要介護状態の重度化防止の観点からより良いケアプランにするよう促すものであり、介護支援専門員が当該是正に応じない場合は、市町村は、必要に応じて、地域ケア会議等における検証の趣旨及び当該検証の結果を説明し、再度介護支援専門員に是正を促すこととなる。また、先の答弁書(平成三十年四月六日内閣参質一九六第五一号)一の6についてでお答えしたとおり、当該検証を踏まえたケアプランの変更を行う場合には、介護支援専門員は、新基準省令第十三条第十六号において準用する同条第十号の規定による基準に従い市町村が定める条例により利用者の同意を得る必要があり、介護支援専門員は、利用者又はその家族に対し是正の趣旨等について十分な説明を行う必要がある。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

趣旨が明らかではない ×2

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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