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次期主力戦闘機ロッキードF104Jの国内生産に関する質問主意書
参議院 第36回 第1号
質問本文
次期主力戦闘機ロツキードF104Jの国内生産に関する質問主意書
ロツキードF104Jの国内生産については、いくた複雑な経過をたどり、去る四月十五日東京において日米間に共同生産に関する交換公文の調印が行なわれたのであるが、国内生産率の問題、価格の値上りそれに伴なう代替品採用による性能低下の問題、メーカーの利潤率の問題、並びに取扱商社が取得する手数料の問題等々いくたの点について疑問があり、国民は重大な関心をはらつている。よつてこの際政府に対し次の事項について質問する。すみやかに回答せられるよう取り計らわれたい。
一、T33、F86F、P2V、F104J、各飛行機の国内生産率(金額の面から)を表示されたい。
一、F104J生産にあたつて輸入によるものと国内生産によるものとの品目表(附属部品まで一切を含む)を表示されたい。
一、T33、F86F、P2V、F104Jの生産にあたる日米双方における取扱商社名とその取得手数料率を表示されたい。
一、F104J生産に際しロツキード、エアクラフト、インターナシヨナル社(ライ社)は、二十七パーセントの手数料を取得するとのことであるが、これは過大なものと考える。その内容内訳を項目別に詳細に明示されたい。
一、昭和三十五年一月、日米協議によつて一機平均生産費(附属部品を含む)百三十四万四千五百ドルを算定しているが、その後価格があがりつつある。代替品を採用することなきや、その結果として完成機の性能が当初期待したものより低下するおそれなきや、政府の見解を問う。
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政府答弁書
一、T33、F86F及びP2Vの材料、部品、装備品の国内生産率は金額比において、次のとおりである。
T33 約四三%
F86F 約四八%
P2V 約八%
F104Jについては、機体部品材料のうち約四〇%を目標に国産する方針であり、また、エンヂン、塔載通信機器についてもノツクダウン機以外は国産する計画である。
(注)T33、F86Fの両機種の国内生産率は第一次、第二次生産においては低率であるので、最高となつた第三次生産における国内生産率を表示した。
二、機体部品、材料及び装備品の国産化については、現在新三菱重工業(株)で具体的品目を検討中であり、輸入によるものと国内生産によるものとの品目表は成案を得るに至つていない。なお、機体関係以外のエンヂン、塔載通信機器は国産し、射撃管制装置、オートパイロツトは輸入する計画である。
三、防衛庁の契約相手方はF86F及びF104Jについては新三菱重工業(株)、T33及びP2Vについては川崎航空機工業(株)、その他の官給品についてはそれぞれの国内生産担当会社である。(P2V生産に当たり国内で生産しない官給品については米国政府より有償援助で購入した。)
米国政府が米援助分を米国内で調達するに当たつてはT33及びP2Vについてはライ社から調達し、F86Fについてはノースアメリカン社から調達したときいている。
なお、F104Jの米援助分については新三菱重工業(株)がライ社と契約することになつているが、当初ライ社が提出した見積りの手数料率は二七%であつた。
四、当初ライ社が提出した見積りの手数料率二七%の内訳は次のとおりである。
梱包荷づくり費
五%
米国内輸送費及び輸送保険料
一・九%
調達諸経費(検査、生産促進等の費用を含む)
八%
一般管理費及び利益
一〇%
以上を総計して二七%となる。
(計算式 1.05×1.019×1.8×1.1≒1.27)
五、F104Jの装備品等はあくまで当初予定されている仕様に合致するものを採用する方針であるので、性能が低下するおそれはない。なお、当庁の要求する仕様に合致する範囲内で、最も経済的な製品を選ぶことはもちろんである。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。