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塩ビ製医療器具に関する質問主意書
衆議院 第151回 第38号お答えすることは困難 ×1検討してまいりたい ×1
質問本文
塩ビ製手袋から弁当にDEHPが移行したのを受けて、昨年六月、厚生省はDEHPを含有する塩ビ製手袋の食品への使用を避けるよう通知を出した。この措置については、高く評価している。
塩ビ製手袋から食品にDEHPが瞬時に高濃度で移行することが判明しているので、人への暴露が食品より直接的である医療用塩ビ器具の危険性を危惧せざるを得ない。
医療用手袋、血液バッグ、透析用バッグ、輸液セットに塩ビが用いられているが、それぞれに危険性が考えられるので、非塩ビ製に切り換えるのが望ましいと考えている。
従って、次の事項について質問する。
一 DEHPが患者に移行するリスクを考えて、塩ビ製手袋の食品への使用を避けるよう通知を出したように、血液バッグ、透析用バッグ、輸液セット、産婦人科・歯科で用いられている手袋を非塩ビ製に切り換える措置をとるべきであると考えるが、見解を伺いたい。
二 医療に用いられた塩ビ器具が処理された後焼却されると、ダイオキシンが生成される。焼却灰も含めて生成量はどの程度になると推定しているか、見解を伺いたい。
右質問する。
政府答弁書
一について
医療用具については、薬事法(昭和三十五年法律第百四十五号)に基づき、これを製造し、又は輸入しようとする者から承認申請の際に提出された規格、試験方法等に関する資料を基に有効性及び安全性を審査し、その申請に係る効能、効果等を有すると認められない場合、その効能、効果等に比して著しく有害な作用を有することにより医療用具として使用価値がないと認められる場合等は承認等を与えないこととしているが、ポリ塩化ビニル(以下「PVC」という。)については、高い柔軟性、耐久性等の特性を有することから、これまで医療用具の材料として使用することを認めてきたところである。
現時点では、PVCが有する優れた物性に基づく医療上の利点が他の材料では得られていないことや、PVCを使用した医療用具は一万五千種類以上に及ぶとともに、一般にその使用方法等は食品の製造時に使用される手袋とは異なるため、DEHPがそれぞれの医療用具から溶出すること及び仮にDEHPが溶出したとしても当該医療用具の使用方法等からみて人体に有害作用を及ぼすことが明らかではないことから、PVCを医療用具の材料として使用することを直ちに一律に禁止することは困難と考えている。なお、諸外国においても、PVCの医療用具への使用は禁止されていないと承知している。
政府としては、プラスチック製医療用具に係る溶出物質のばく露量の評価に関する研究等を進めることにより内外の科学的知見を収集するとともに、代替品の開発状況、諸外国における措置状況等も勘案し、今後の対策の在り方を検討してまいりたい。
二について
お尋ねのような特定の廃棄物に起因するダイオキシン類の生成量については、焼却施設の構造及び維持管理の状況によって大きく異なることから、的確な推計を行うことは困難である。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。