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陸上自衛隊の暴徒鎮圧・部隊防護研修に関する質問主意書

衆議院 第164回 第252号

提出者
社会民主党・市民連合
提出日
2006年5月9日
内閣転送 2006年5月15日
答弁書受領日
2006年5月19日
提出から10日
答弁の項目数
5
質問 805字/答弁 669字

質問本文

「陸自、極秘に暴徒鎮圧訓練」「米海兵隊が協力」これらは、二〇〇六年五月八日付毎日新聞朝刊一面の見出しである。私は、見出しを見て一瞬驚いた。毎日新聞の記事によると昨年三月二十一日から二十五日までの間、米軍キャンプ・ハンセンにおいて、陸上自衛隊が米海兵隊から暴徒鎮圧・部隊防護の訓練研修を受けていたとのことである。これらの訓練に対し、軍事評論家や軍事アナリストらから、同訓練が自衛隊の治安出動訓練にも通じ、拡大の恐れが強い、と指摘されている。いわゆる米軍再編問題で米軍と自衛隊の急速な一体化が進む中での訓練発覚は、大きな問題をはらんでいることに違いない。私は、同訓練が自衛隊法改正により、可能となった自衛隊による在日米軍基地の警護に資する目的であると考えるものである。

以下、質問する。

一 前記毎日新聞が報道しているような暴徒鎮圧・部隊防護訓練(以下、本件訓練という)が実施されたことは間違いないか、政府の認識を明らかにされたい。

二 本件訓練に参加した陸上自衛隊の部隊名、人数、訓練内容の詳細、訓練研修の指導にあたった米海兵隊の部隊名、人数を明らかにした上で、政府の見解を示されたい。

三 本件訓練の目的を明らかにした上で、本件訓練が自衛隊の治安出動訓練に通ずるものであるのか、自衛隊による在日米軍基地の警護につなげる研修訓練との位置付けなのか、政府の見解を明らかにされたい。

四 本件訓練によって得られた成果、反省点を明らかにした上で、今後はどの程度の頻度で本件訓練と同様の訓練を計画しているのか明らかにされたい。

五 前記毎日新聞の記事によると、本件訓練が明らかになったのは、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を介して流出した陸上自衛隊の内部データに基づくもののようである。そこで、なぜ本件訓練の実施を秘密裏にしていたのか、今後も秘密裏に実施をするつもりか、政府の見解を示されたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

御指摘の報道に係る研修(以下「本件研修」という。)は、陸上自衛隊が平成十七年三月二十一日から同月二十五日までの間実施したものであり、本件研修においては、これに参加した自衛隊員が、沖縄県のキャンプ・ハンセンにおいて、同県に駐留するアメリカ合衆国海兵隊の第三海兵機動展開部隊による部隊防護の訓練の見学等を行った。

二について

本件研修には陸上自衛隊の北部方面隊、東北方面隊、東部方面隊、中部方面隊、西部方面隊、幹部候補生学校、富士学校、施設学校、通信学校、小平学校及び化学学校から二十一名の自衛隊員が参加し、第三海兵機動展開部隊が訓練の内容に応じて数名から十数名の隊員により実施していた格闘訓練や射撃訓練の見学等を行い、その際、第三海兵機動展開部隊の数名の隊員から説明を受けた。

本件研修は、陸上自衛隊の教育訓練の充実並びに自衛隊員の知識及び技能の向上に資するものであったと考えている。

三について

本件研修の目的は、第三海兵機動展開部隊が実施している部隊防護の訓練について陸上自衛隊の自衛隊員に研修させ、陸上自衛隊の教育訓練の充実並びに自衛隊員の知識及び技能の向上を図るというものである。

四について

本件研修は、陸上自衛隊の教育訓練の充実並びに自衛隊員の知識及び技能の向上に資するものであったと考えており、平成十八年度においては、同様の研修を一回実施することを計画しているところである。

五について

本件研修は、御指摘のように「秘密裏」に実施したものではなく、今後も、同様の研修について「秘密裏」に実施することは考えていない。

衆議院の原文

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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

提出 2011年9月29日 田村 智子 答弁 2011年10月7日
参議院 第178回 第30号承知していない ×1

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