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学校法人における資産運用に関する質問主意書

衆議院 第170回 第372号お答えすることは困難 ×2承知していない ×1

提出者
民主党・無所属クラブ
提出日
2008年12月22日
内閣転送 2008年12月25日
答弁書受領日
2009年1月9日
提出から18日
答弁の項目数
3
質問 546字/答弁 962字

質問本文

平成二十年夏以降の経済状況の変化に伴い複数の学校法人において資産運用に伴う損失が発生したとの報道がある。そもそも学校法人には私学助成金などの公的資金もその運営に充当されている。また多くの児童、生徒、学生が通う学校法人の公益性は高く、資産損失が学校経営に支障をきたすことがあってはならない。

従って、次の事項について質問する。

一 平成二十年における学校法人の資産運用にかかる損失額はいくらであるか。含み損も併せ答弁を求める。もし把握していないのであれば把握していない理由如何。

二 平成二十年の学校法人における資産損失額上位十法人をその損失額と併せ明らかにされたい。また資産運用にかかる損失が発生しその経営が困窮する学校法人が出てきた場合の対策はその責任追及を含めどのように考えているのか答弁を求める。

三 そもそも私学助成金という公費が投入され、また公益性が高い学校法人がデリバティブなどのハイリスク商品で資産運用することに対する政府の見解如何。また資産運用の在り方につき今後指導する予定があるのか答弁を求める。

四 国立大学法人、公立大学法人においては資産運用による損失は発生しているのか如何。発生しているのであれば上位十大学法人の名称と含み損を併せた損失額の答弁を求める。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一及び二について

私立学校振興助成法(昭和五十年法律第六十一号)の規定により、経常的経費について補助金の交付を受ける学校法人であって文部科学大臣が所轄庁であるもの(以下「補助対象学校法人」という。)については、毎会計年度終了後、財務計算に関する書類を作成し、これを当該会計年度の翌年度の六月三十日までに文部科学大臣に届け出なければならないこととされている。このため、文部科学省においては、各会計年度における補助対象学校法人の資産処分差額等については当該会計年度終了後に把握することができるが、お尋ねの「学校法人の資産運用にかかる損失額」等については、その対象範囲が必ずしも明らかではなく、また、年度途中の現時点においては、平成二十年度の財務計算に関する書類の届出を受けていないため、お答えすることは困難である。

また、お尋ねの「経営が困窮する学校法人が出てきた場合の対策」については、具体の事例に即して判断することになるため、一概にお答えすることは困難であるが、文部科学省としては、学生等の修学機会を確保する等の観点から必要な指導を行うことになるものと考える。

三について

一般に学校法人がどのような方法で資産の運用を行うかについては、各学校法人が寄附行為や関連諸規程等に従い、自らの責任において決定するものであるが、文部科学省としては、現下の国際金融情勢等も踏まえ、平成二十一年一月に文部科学大臣が所轄庁である学校法人に対し、「学校法人における資産運用について」(平成二十一年一月六日付け二〇高私参第七号文部科学省高等教育局私学部参事官通知)を発出し、資産運用に係る現状の再点検及び必要な規程の整備等に努めるよう注意喚起を図ったところである。

四について

国立大学法人及び公立大学法人の余裕金の運用については、国債、地方債等の一定の有価証券の取得や金融機関への預金等の方法によることとされており、文部科学省としては、国立大学法人については、平成十九年度までにおける余裕金の運用による損失は発生していないものと承知している。また、公立大学法人については、毎事業年度の財務諸表の提出先が当該公立大学法人の設立団体である地方公共団体の長とされているため、文部科学省及び総務省としては、公立大学法人に係る財務状況を把握していない。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×2承知していない ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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