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ロシア外務省が作成した同国による北方領土支配を正当化する本に関する質問主意書

衆議院 第171回 第333号

提出者
国民新党・大地・無所属の会
提出日
2009年4月22日
内閣転送 2009年4月27日
答弁書受領日
2009年5月1日
提出から9日
答弁の項目数
3
質問 679字/答弁 392字

質問本文

本年四月二十二日付北海道新聞五面に、「ロシア 四島支配 正当化する本 首相訪日控え世論喚起」との題の記事(以下、「道新記事」という。)が掲載されている。その「道新記事」によると、ロシア外務省により作成された、同国による北方領土の不法支配を正当化する、「日本はサンフランシスコ講和条約で千島群島か千島列島のどちらを放棄したのでしょうか?」との邦題の本(以下、「本」という。)を、サハリン州政府等が配布し始めたとのことである。右を踏まえ、質問する。

一 外務省はロシア外務省により「本」が作成されたことをいつ知ったか。

二 「道新記事」にある様に、「本」がサハリン州政府等により配布され始めたというのは事実か。右の状況を、外務省として正確に把握しているか。

三 外務省は「本」を入手しているか。

四 「道新記事」によると、「本」には一九五一年のサンフランシスコ平和条約で我が国が放棄した千島列島の中に北方四島が含まれると、我が国の見解と異なる記述がなされているとのことである。また、我が国を侵略者とした上で、北方四島をロシアが支配する根拠は、我が国の侵略行為に対する罰であるとする内容も含まれているとのことであるが、右はじめ「本」の内容を外務省は詳細に把握しているか。

五 四の「本」の内容に対する外務省の見解如何。

六 外務省として、「本」の作成並びに配布が、我が国の国益にどの様な影響を及ぼすと認識しているか。

七 「本」の作成並びに配布に関し、外務省としてロシア側に抗議をする、または、せめて何らかの意見を伝える等の具体的行動をとっているか。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一から四までについて

「日本はサンフランシスコ講和条約で千島群島か千島列島のどちらを放棄したのでしょうか?」と題する冊子については、外務省として平成二十一年四月二十二日に入手しており、内容も承知しているが、ロシア連邦外務省が当該冊子を発行したか否か及びサハリン州行政府が当該冊子を配布しているかについては、外務省において調査した範囲では現時点において確認されていない。

五について

当該冊子にある北方四島の帰属等に係る記述は、我が国の立場と相容れないと考えている。

六及び七について

外務省として、このような冊子の発行等により、交渉に否定的な影響が及ばないようにすることが重要であると認識しており、このような考えを含め、北方領土問題に関する我が国の立場をロシア側に伝えてきているところであるが、外交上の個別のやり取りについて明らかにすることは、ロシア連邦との関係もあり、差し控えたい。

衆議院の原文

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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

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