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有害鳥獣等を食用に有効活用する取組に対する支援施策に関する質問主意書
衆議院 第173回 第49号承知していない ×1
質問本文
農林水産業等への被害防止のために鳥獣対策は重要であるが、同時に、捕獲した鳥獣等の処分方法についても軽視できない。欧州で盛んなジビエ料理のように、鳥獣等を食用等に有効活用することは、広義の地産地消であり、農山漁村や食品産業の活性化に資するものである。有害鳥獣等の対策として捕獲した鳥獣等を食用等に有効活用する取組に対する政策的支援策が必要と考える。
従って、次の事項について質問する。
一 有害鳥獣等の対策における捕獲、及び、捕獲後の処分方法等に関して
1 有害鳥獣等の対策における年間の捕獲量を、以下の種類ごとに示されたい。
�@ クマ
�A シカ
�B イノシシ
�C サル
�D ハクビシン
�E アライグマ
�F カラス等の鳥類
�G ブルーギル、ブラックバス等の外来魚
�H 大型クラゲ
2 有害鳥獣等の対策として捕獲した鳥獣等の捕獲後の処分は、主として、いかなる方法によっているか。前述の種類ごとに示されたい。
3 有害鳥獣等の対策として捕獲した鳥獣等の捕獲後の処分の費用については、年間いくらを要していると推定されるか。また、政府は、自治体・民間に対し、処分費用への補助として年間いくらを費やしているか。
二 捕獲後の鳥獣等を食用等に有効活用する取組に対する支援策等に関して
1 捕獲後の鳥獣等を食用として有効活用する取組に対し、政府はいかなる支援策を講じているか。前述の種類ごとに示されたい。
2 捕獲後の大型クラゲ等の機能性成分を食品や化粧品等の製造に有効活用する取組に対し、政府はいかなる支援策を講じているか。
3 政府は、前項の取組に資する安定供給システムの確立や、衛生・品質管理、調理法開発等、政策的支援策を講じる考えがあるか。基本的方針を示されたい。
右質問する。
政府答弁書
一の1について
環境省及び水産庁の調査によると、有害鳥獣等の対策における平成十八年度(�Gについては、平成二十年度)の鳥獣等の捕獲数量については、�@クマ類(ツキノワグマ及びヒグマの合計)が約五千百頭、�Aニホンジカが約十九万八千二百頭、�Bイノシシが約二十五万三千三百頭、�Cニホンザルが約一万五千百頭、�Dハクビシンが約四千頭、�Eアライグマが約一万四百頭、�Fカラス等の鳥類(カラス、ヒヨドリ及びスズメの合計)が約七十六万五千九百羽、�Gブルーギル、ブラックバス等の外来魚が約四百トン(国庫補助事業による陸上処理量)、�H大型クラゲが約六千七百トン(国庫補助事業による陸上処理量)となっているところである。
一の2について
有害鳥獣等の対策として捕獲した鳥獣等の処分は、鳥獣等の種類によらず、捕獲した者による当該鳥獣の埋設又は廃棄物としての処理のほか、イノシシ、シカ等の一部については食用等として活用されている。
一の3について
有害鳥獣等の対策として捕獲した鳥獣の処分費用については、把握しておらず、また、当該処分費用に対しては、国庫補助は行っていない。ただし、ブルーギル、ブラックバス等の外来魚、大型クラゲの陸上処理に要する費用については、国から漁業者団体に対する助成措置があり、平成十八年度の実績は約一億円となっている。
二について
捕獲後の鳥獣等のうち、食用等への活用が期待されるものに関しては、捕獲した個体を有効活用する取組を支援するため、商品開発及び販売・流通経路の確立のための活動への助成等を行っている。
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