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国債の格付けと金利に関する質問主意書

衆議院 第180回 第308号

提出者
無所属
提出日
2012年6月19日
内閣転送 2012年6月25日
答弁書受領日
2012年6月29日
提出から10日
答弁の項目数
2
質問 450字/答弁 1,159字

質問本文

一 債券の格付けが低ければ、その債券の信用度が低いことになり金利は高くなるのが常識であるが、日本国債はそうなっていない。

六月十二日付で、一〜三年もの国債金利は、〇.一%を切りかねない金利水準であるし、十年物でもわずか〇.八四五%である。

そこで、答弁時にわかる最新のデータにより、G8各国の国債格付けと、各々一〜三年ものと十年ものの金利はどうなっているか答弁いただきたい。

二 去る五月二十二日、格付け会社フィッチ・レーティングスが二〇〇二年十一月以来九年ぶりに日本国債を一段階格下げしたが、国債金利は格下げに反応して上がることもなく、今日に至るまで金利低下傾向が続いている。

この傾向を見る限り、投資家は日本国債を安全資産と信認して買い続けている、あるいは保有を続けている、と見るのが自然である。

政府は、折にふれて、国債に対する市場の信認を守る、と主張しているが、政府の意味する市場の信認とは金利動向ではなく、格付けランクの方を重視するという意味なのか。

簡潔に答弁いただきたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

平成二十四年六月二十五日時点における�@格付投資情報センター、�A日本格付研究所、�Bムーディーズ、�Cスタンダード・アンド・プアーズ及び�Dフィッチ・レーティングスの各格付会社による主要国首脳会議参加国(以下「G8」という。)各国の自国通貨建て長期債務に対する格付け(ただし、格付投資情報センターについては、各国の自国通貨建て発行体格付け。)は、それぞれ、次のとおりと承知している。

日本 �@AA+ �AAAA �BAa3 �CAA− �DA+

アメリカ �@AAA �AAAA �BAaa �CAA+ �DAAA

イギリス �@AAA �AAAA �BAaa �CAAA �DAAA

フランス �@AAA �AAAA �BAaa �CAA+ �DAAA

ドイツ �@AAA �AAAA �BAaa �CAAA �DAAA

イタリア �@A+ �AAA− �BA3 �CBBB+ �DA−

カナダ �@AAA �AAAA �BAaa �CAAA �DAAA

ロシア �@格付けなし �ABBB+ �BBaa1 �CBBB+ �DBBB

また、平成二十四年六月二十五日時点における情報配信会社ブルームバーグによるG8各国の残存期間�@一年、�A二年、�B三年及び�C十年の各国債の利回り(終値)は、それぞれ、次のとおりと承知している。

日本 �@〇・一〇五八パーセント �A〇・一一三二パーセント �B〇・一一四七パーセント �C〇・八五四〇パーセント

アメリカ �@〇・二四八九パーセント �A〇・三二八九パーセント �B〇・四〇七〇パーセント �C一・六八六一パーセント

イギリス �@〇・二七二五パーセント �A〇・二九七九パーセント �B〇・三二九七パーセント �C一・八〇二二パーセント

フランス �@〇・二四八〇パーセント �A〇・四六四三パーセント �B〇・七八六二パーセント �C二・六四九三パーセント

ドイツ �@〇・〇五六三パーセント �A〇・〇六五五パーセント �B〇・一六六六パーセント �C一・四七九三パーセント

イタリア �@三・七八六三パーセント �A四・五五四三パーセント �B四・九二一一パーセント �C五・八八四一パーセント

カナダ �@〇・九六七八パーセント �A〇・九九四七パーセント �B一・〇八八二パーセント �C一・七七二六パーセント

ロシア �@六・八七七四パーセント �A七・一八五五パーセント �B七・四八二五パーセント �C八・四八六三パーセント

二について

国債に対する市場の信認とは、特定の指標のみで測られるものではなく、国債市場の参加者から、財政規律が維持され国債の利払い及び償還が確実に行われると信頼され認められている状態を指すと考えている。

衆議院の原文

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