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バンクーバー総領事館で不適切な経理が行われていたことに関する質問主意書
衆議院 第187回 第16号趣旨が明らかではない ×1
質問本文
報道によると、カナダのバンクーバー総領事館で不適切な経理が行われ、公金約四十一万円が無くなり、当時の伊藤秀樹総領事(現スーダン大使)らが穴埋めしていたことが関係者の証言で明らかになっている。伊藤総領事は外務省本省に報告せず隠蔽しており、総領事館では別に口座の残高が帳簿上より約百八十五万円不足する不適切な経理も行われていたとのことである。外務省は事実関係を認め、総領事と出納責任者の二人を訓戒処分にしている。右を踏まえ質問する。
一 伊藤氏が不適切な経理を隠蔽していたというのは事実か。
二 伊藤氏が隠蔽の事実を外務省本省に報告した日にちはいつか。
三 そもそもどれほどの額の公金がなくなっていたのか、明らかにされたい。
四 伊藤氏が今回の件につき、どのような処分を受け、どのような責任を取らされることとなるのか、確認を求める。
五 伊藤氏が不適切な経理を隠蔽していたことに対する外務省の見解如何。
六 伊藤氏がスーダン大使に任命されたのはいつか。前文で触れた報道にあるような不適切な経理を過去に隠蔽しておきながら天皇陛下の認証を受ける特命全権大使に伊藤氏を就任させる一方で同氏が不適切な経理を隠蔽した事実が明らかになったことに対し、外務省としてどのような見解を有しているか。
七 他の領事館、大使館で同様の事態が起きていないか、外務省として改めてすべてをチェックする考えはあるか。
右質問する。
政府答弁書
一から五までについて
在バンクーバー日本国総領事館において、平成二十三年に千三百九十二カナダドル及び平成二十四年に三千三百六十九カナダドルの公金の紛失(以下「本件公金紛失」という。)が発生した。本件公金紛失について、同総領事館から外務本省に対する報告は行われなかった。
お尋ねの「隠蔽」が具体的にどのような行為を指すのか必ずしも明らかではないが、外務本省は、平成二十五年十月に本件公金紛失を把握して以降、当時の同総領事館館長であった伊藤秀樹スーダン国駐箚特命全権大使(以下「伊藤大使」という。)を含む当時の同総領事館関係者に対して聞き取り調査等を行ったが、これらの関係者は当時から本件公金紛失の原因を把握できておらず、これらの関係者が非違行為の存在を認識しながら本件公金紛失について報告を行わなかったとは認められなかった。
外務省として、本件公金紛失が発生したこと、また、同総領事館から外務本省に対する報告が行われなかったことは遺憾であり、これらのことを厳粛に受け止めている。本件公金紛失に関し、伊藤大使は、同省の内規に基づき訓戒処分を受けた。
六について
伊藤秀樹前東京都儀典長がスーダン国駐箚特命全権大使に任命されたのは、平成二十六年七月二十九日である。外務省として、伊藤大使が、一から五までについてで述べた処分を受けたことをも踏まえ、在スーダン国日本国大使館の館長として適切に職責を果たすことを期待している。
七について
外務省としては、平成二十五年六月に在コンゴ民主共和国日本国大使館において公金が紛失していることが確認された後、同大使館以外の在外公館において公金が紛失した事例がないかについて調査したが、本件公金紛失の他に、公金が紛失した事例の発生は確認されなかった。
同省としては、在外公館における不適正な経理の発生の再発防止に取り組んできているところであるが、本件公金紛失の発生も受け、在外公館における適正な経理の更なる徹底を図る考えである。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。