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「原発の発電コストは一番安い」との経済産業大臣の発言に関する質問主意書

衆議院 第192回 第202号趣旨が明らかではない ×1

提出者
民進党・無所属クラブ
提出日
2016年12月8日
内閣転送 2016年12月12日
答弁書受領日
2016年12月16日
提出から8日
答弁の項目数
0
質問 462字/答弁 809字

質問本文

今月、世耕経済産業大臣は、記者会見で「いろんな費用を全部含めたとしても発電単位当たりのコストは原発が一番、安いと考えている」と発言している。

この発言は、どこまで膨張するかわからない福島原発事故対応費用等の将来最大推計も含めた上でのものか否か、お示し願いたい。含めた上のものであれば、将来最大推計はいくらで計上しているのか金額でお示し願いたい。

その上で、この「一番安い」との発言の根拠を金額でお示し願いたい。

また、この大臣発言の「いろんな費用」とはどのような費用が含まれるのか。具体的費目をすべてお示し願いたい。

また、それぞれの費目ごとのコストも金額でお示し願いたい。

また、大臣発言の「いろんな費用」の中には「廃炉費用」や「使用済核燃料廃棄処分場建設費用」や「使用済核燃料廃棄処分場維持費用」は含まれているのか、否か、お示し願いたい。

含まれているとすれば、金額はいくらで計上しているのか。発電単位当たりの金額ではなく、三つの費目それぞれの全体の金額を兆単位でお示し願いたい。

以上、内閣の見解を問う。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

各電源の発電コストについては、平成二十七年五月に総合資源エネルギー調査会基本政策分科会長期エネルギー需給見通し小委員会発電コスト検証ワーキンググループ(以下「発電コスト検証ワーキンググループ」という。)が取りまとめた報告において試算を行っている。

この中で、原子力発電の発電コストについてはキロワットアワー当たり十・一円以上、石炭火力発電の発電コストについてはキロワットアワー当たり十二・三円、一般水力発電の発電コストについてはキロワットアワー当たり十一・〇円等と試算している。

この原子力発電の発電コストは、資本費(キロワットアワー当たり三・一円)、運転維持費(キロワットアワー当たり三・三円)、追加的安全対策費(キロワットアワー当たり〇・六円)、核燃料サイクル費用(キロワットアワー当たり一・五円)、立地対策や研究開発等に係る政策経費(キロワットアワー当たり一・三円)及び賠償や除染・中間貯蔵等に係る事故リスク対応費用(キロワットアワー当たり〇・三円以上)の各費目を算入したものである。

また、当該試算に際しては、事故リスク対応費用が将来仮に増加した場合を想定した感度分析を行っており、当該感度分析によれば、事故リスク対応費用が一兆円増加した場合、発電コストはキロワットアワー当たり〇・〇四円上昇することになる。御指摘の世耕経済産業大臣の発言は、このような試算や感度分析を踏まえてのものである。

お尋ねの「廃炉費用」、「使用済核燃料廃棄処分場建設費用」及び「使用済核燃料廃棄処分場維持費用」の意味するところが必ずしも明らかではないが、発電コスト検証ワーキンググループにおいては、廃止措置費用を約〇・〇七兆円、使用済燃料の再処理に伴い使用済燃料から核燃料物質その他の有用物質を分離した後に残存する物を固型化したガラス固化体を四万本最終処分するために必要な費用を約二・八兆円として原子力発電の発電コストを試算している。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

趣旨が明らかではない ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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