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岩本ダム建設に関する質問主意書

衆議院 第51回 第5号

提出者
衆議院
提出日
1966年3月3日
内閣転送 1966年3月5日
答弁書受領日
1966年3月11日
提出から8日
答弁の項目数
0
質問 339字/答弁 554字

質問本文

衆議院議長 山口喜久一郎 殿

岩本ダム建設に関する質問主意書

さる二月二十四日の衆議院予算委員会第五分科会における※(注)戸山建設大臣の答弁により、群馬県沼田市附近に岩本ダムを建設するという佐藤総理大臣及び※(注)戸山建設大臣の方針は、きわめて明確である。よつて、次の事項について質問する。

一 工事に着工するのは、具体的にいつごろになるか。

二 完成の見込はいつごろか。

三 総工費はどの程度かかる見込みであるか。

四 水没すると推定される家屋、田畑、山林等の概数はいかん。

五 現段階において考慮されている水没対策はいかん。

六 ダムの完成により東京都の水問題は解決するか。

七 政府は、産業計画会議のダム建設構想を引き継ぐのか、あるいは独自の構想でやるのか。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

岩本ダムの必要性については、すでに述べたとおりであるが、これを実現するためには地元住民の理解と協力が必要である。従来から利根川の水文解析等の調査は行なつているが、目下のところ水文資料の収集等の域を出ておらず、地元の了解を得ていないのでダム建設に必要な調査は実施していない現状である。

したがつて、御質問の第一項から第四項までについては具体的に説明できる段階にはない。

第五項については、もし、岩本ダムの建設を実施する場合には、地元を含めて首都圏内の治水と開発を目的とする国家的な大事業となることはもちろんであるが、特に、水没地はいうまでもなく周辺地域全体の利益と開発に寄与する計画として事業を進めるべきであると考えている。

第六項については、上述のとおり、岩本ダムの効果は、地元はもちろん首都圏全体の開発に寄与することを目的とするものである。首都圏内の各種用水の水需要の増加量は、昭和五〇年には毎秒約一五〇立方メートルという大きな想定もなされており、さらに増大の一途をたどることが予想される状況にある。岩本ダムは、これらの水需要に対する供給対策として大きな貢献をするものと考えている。

第七項については、岩本ダム建設の構想ならびに計画の策定にあたつてはもちろん政府独自の立場で検討して行きたい。

右答弁する。

衆議院の原文

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