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下久保ダム建設に関する質問主意書

衆議院 第38回 第2号

提出者
衆議院
提出日
1961年1月30日
内閣転送 1961年2月1日
答弁書受領日
1961年2月7日
提出から8日
答弁の項目数
0
質問 245字/答弁 540字

質問本文

衆議院議長 ※(注)※(注)一※(注) 殿

下久保ダム建設に関する質問主意書

利根川上流神流川流域の埼玉県児玉郡神泉村及び群馬県多野郡鬼石町に建設計画中の下久保ダムの進ちよく状況はどのようになつているか。

また、同ダムの建設工事中及び完了後、現場並びに河川流域の農漁民、住民の被る損害も大きなものがあると思うが、これについてどのような対策を講じているか、これに対する救済、補償についてどう考えているか。

また、ダム建設に伴う水の配分問題についての対策はどのように考えているか。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

下久保ダムについては、昭和三十四年度及び三十五年度において合計一億八千三百万円をもつて実施計画調査を行ない、この調査がほぼ完了したので、昭和三十六年度から建設工事に着工し昭和四十二年度に完成する予定である。

このため、昭和三十六年度には十三億五千万円の予算を計上し、主として水没補償及び工事用道路の建設に当てる予定である。

この下久保ダムの建設により田畑約百町歩、山林約二百五十町歩及び家屋約三百十戸が水没することとなるが、これによる水没関係住民に対する補償については、住民及び地元公共団体と種々話合いの結果現在地元埼玉、群馬両県に代替候補地等の調査委託を行なう等水没者の生活再建の方策につき、種々調査中であり、今後の話合いを通じて適正な補償を行なう所存である。

なお、本ダムの建設により神流川の漁業その他に影響が生ずることも予想されるので、これについても十分調査の上実態に応じて適切な補償を行なう所存である。

さらに、ダム建設に伴う水の配分については、下久保ダムは、洪水調節のほかかんがい及び上水道の目的を有しており、有効貯水容量一億二千万立方米をもつて、かんがい期には放流を行なつて下流農業用水及び雑用水を確保するほか、東京都上水道用水の補給を行なうものである。

右答弁する。

衆議院の原文

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