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堺市における都市下水路事業の推進に関する質問主意書

衆議院 第87回 第26号

提出者
衆議院
提出日
1979年4月27日
内閣転送 1979年5月2日
答弁書受領日
1979年5月18日
提出から21日
答弁の項目数
3
質問 679字/答弁 458字

質問本文

衆議院議長 ※(注)尾弘吉 殿

堺市における都市下水路事業の推進に関する質問主意書

都市近郊への人口の集中が進むなかで、都市基盤の整備、特に下水道の整備の遅れが指摘されている。我が国の下水道普及率はわずか二六%であり、先進諸国に比べてはるかに遅れており、この面では後進国並みと言わざるを得ない状況にある。

主として市街地の雨水排除を目的とする都市下水路については、第四次五ヵ年計画で総事業費二千七百億円の計画が組まれているが、市街化の急速な進展と都市下水路整備の遅れから降雨による家屋の浸水は依然として増え続けている。大阪府堺市における都市下水路事業においても、石池、狭間下水路など各計画区間について工事は計画通り進んでいない。工事の遅れによつて浸水被害がさらに増えていることは、当該地域の浸水指数の大きさからもうかがわれるところである。

そこで右の遅れを取りもどし、早急に当該地域の生活環境を改善するために、自治体の負担を軽減することとあわせて事業費総額の拡大など、政府の財政措置の強化が求められるところである。

よつて次のとおり質問する。

一 堺市の都市下水路五ヵ年計画の事業費総枠を大幅に増額し、速やかにこれを整備するべきだと思うがどうか。

二 地方自治体の負担を軽減するため、都市下水路の補助率を引き上げるべきであると思うがどうか。

三 補助事業についての起債の充当率を公共下水道並みに高め、また単独事業についても公共下水道と同様、起債枠を確保する考えはないか。

なお、起債引き受けに当たつて政府資金の割合を高めるべきだと思うがどうか。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

堺市の都市下水路については、下水道整備五箇年計画の事業費総わくの中で、同市の執行体制等を勘案しながら整備を進めてきたところであり、昭和五十四年度においても前年度当初予定に比べ約三倍の国庫補助金の交付を予定して、鋭意、整備を促進することとしている。

今後も、更にその整備の推進が図られるよう努力してまいりたい。

二について

都市下水路事業の国庫補助率については、昭和四十九年度に引上げを行つた結果、他の類似の公共事業に比べてより高い水準にあるので、当面は、事業費の確保に努力してまいりたい。

三について

市町村が行う都市下水路事業のうち国庫補助事業に係る地方負担額については、その二十パーセント相当額は一般財源で措置されており、したがつて、地方債の充当率は八十パーセントとされている。また、単独事業については、事業の執行に支障を生じないよう必要に応じて地方債を措置することとしている。

なお、政府資金の割合を高めることについては、従来から努力しているところであり、今後とも努力してまいりたい。

右答弁する。

衆議院の原文

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