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米海兵隊普天間航空基地の「移設」に関する質問主意書

参議院 第171回 第12号お答えすることは困難 ×1趣旨が明らかではない ×1

提出者
参議院
提出日
2009年1月22日
内閣転送 2009年1月26日
答弁書受領日
2009年1月30日
提出から8日
答弁の項目数
4
質問 769字/答弁 1,124字

質問本文

政府は、二〇〇九年度予算案に米海兵隊普天間航空基地の「移設」(辺野古一帯での新基地建設)に関する経費を含む「米軍再編関係経費」として前年度の三倍以上である約六〇〇億円を計上した。しかし、米海兵隊普天間航空基地の移設は難航しており、今後どれだけ税金がかかるかも明らかにされてない。よって以下質問する。

一 米海兵隊普天間航空基地の「移設」に関する二〇〇九年度予算の用途別内訳を数字とともに明らかにされたい。

二 防衛省は、二〇〇九年度予算案の「米軍再編関係経費」の中に、海上自衛隊の格納庫を建設する経費や抑止力の維持費を盛り込んでいるが、それぞれの総額と使途および海上自衛隊の格納庫建設場所を明らかにされたい。

三 防衛省は、二〇〇九年度予算案の「米軍再編関係経費」の中に、抑止力の維持費を盛り込んでいるが、「抑止力」の内容を明らかにされたい。

四 防衛省は、二〇〇九年度予算案の「米軍再編関係経費」を別枠扱いにするよう主張したが、その理由を明らかにされたい。

五 二〇〇九年度予算案では、「米軍再編関係経費」の別枠扱いは認められなかったが、政府は、二〇一〇年度以降の予算案で、「米軍再編関係経費」を別枠扱いにする意思があるのか、理由とともに明らかにされたい。

六 防衛省は、「米軍再編関係経費」を別枠扱いにし、防衛予算を増大させ焼け太りを狙う思惑さえ見え隠れすると指摘されている。焼け太りを狙っているという見方をされていることに対し、見解を明らかにされたい。

七 外交防衛委員会などで再三質疑をしたにもかかわらず、防衛省は、約三兆円とも言われる米軍再編経費の総額をいまだに明らかにしていない。これは、国民の血税である。再度要求するが、米軍再編経費の総額を明らかにされたい。明らかにできない場合は、その理由を明らかにされたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一について

お尋ねの「用途別内訳」の意味するところが必ずしも明らかではないが、平成二十一年度予算における普天間飛行場の移設に係る経費については、環境影響評価に要する経費として、契約ベースで約四億円・歳出ベースで約二十八億円、同飛行場の代替施設に係る工事に要する経費として、契約ベースで約二百四十七億円・歳出ベースで約三億円及びキャンプ・シュワブの施設の再編成等に係る工事に要する経費として、契約ベースで約三十七億円・歳出ベースで約六十三億円を計上しているところである。

二及び三について

平成二十一年度予算の米軍再編関係経費のうち、厚木飛行場から岩国飛行場への空母艦載機の移駐等に伴う海上自衛隊の使用に供する格納庫の整備に係るものとしては、契約ベースでは無いが、歳出ベースでは約九億円を計上している。当該格納庫の建設場所については、岩国沖合移設事業において計画されている滑走路の近傍を予定しているところである。

また、同年度予算の米軍再編関係経費のうち、抑止力の維持等に資する措置としては、在日米陸軍キャンプ座間への陸上自衛隊中央即応集団司令部の移設、横田飛行場への航空自衛隊航空総隊司令部等の移設及び米軍のミサイル防衛用レーダー・システムが配備されたことに伴う航空自衛隊車力分屯基地の施設整備があり、契約ベースで約二百三十八億円・歳出ベースで約百四十九億円を計上しているところである。これらは、米軍再編に関連する日米の司令部間の連携強化や弾道ミサイル防衛システムの整備に係るものであり、その性格にかんがみ、米軍再編関係経費のうち抑止力の維持等に資する措置として整理しているものである。

四から六までについて

御指摘の「別枠扱い」の意味するところが明らかでなく、お答えすることは困難であるが、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇六」(平成十八年七月七日閣議決定)における防衛関係費の扱いとしては、今後五年間、名目伸び率零以下の水準とするとされており、既存予算の更に思い切った合理化・効率化を行ってもなお、米軍再編に関する地元の負担軽減に資する措置の実施に支障が生じる場合には必要な措置を講ずることとしている。政府としては、この方針に沿って引き続き適切に対応していく所存である。

七について

米軍再編関連措置については、その内容について引き続き米国政府との間で検討中のものや、その事業の概要についての調整は進んできているものの、詳細な内容については、引き続き米国政府との間又は地元との間で調整中のものがあることから、米軍再編に伴う日本側負担の総額については、現時点では申し上げられる段階にはないが、引き続き、所要の経費を精査してまいりたい。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×1趣旨が明らかではない ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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