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普天間飛行場の代替の施設建設に係る沖縄県等との調整に関する質問主意書

参議院 第176回 第36号趣旨が明らかではない ×1

提出者
参議院
提出日
2010年10月18日
内閣転送 2010年10月20日
答弁書受領日
2010年10月26日
提出から8日
答弁の項目数
7
質問 1,084字/答弁 1,261字

質問本文

「普天間飛行場の代替の施設に関する専門家会合報告書」では、V字案とI字案の二案に絞り、安全性、運用上の所要、騒音による影響、環境面の考慮、費用、工期等の観点から検討するとされている。

普天間飛行場の移転は、沖縄県の負担を軽減する上での重要課題であり、一日も早く、沖縄県、米政府の理解を得て、V字案とI字案のいずれかに決定すべきと認識している。

右の点を踏まえ、以下質問する。

一 V字案かI字案かについては、いつ頃までに決定するのか。政府の方針如何。

二 V字案かI字案かの決定に際しては、沖縄県の意見を重視して決定するのか、或いは米政府との検討を進め、成案を得てから沖縄県と調整するのか。政府の方針如何。

三 V字案かI字案かについて、沖縄県の諒解を得る際には、工期、費用、環境面への影響等を具体的に説明する必要があると考えるが、政府の見解如何。

四 沖縄県への説明に際しては、「普天間飛行場の代替の施設に関する専門家会合報告書」が基準となると考えるが、同報告書に記された工期、環境面、費用について以下確認する。

1 I字案はV字案より、新規設計及び環境影響評価の修正に、約十五ヶ月を要するとされているが、新規設計及び環境影響評価の修正に要する期間とは、各々どれぐらいを見積もっているのか。

2 環境影響評価の修正の細部について明らかにされたい。

3 I字案はV字案より、工期が約半年短いとされているが、その前提となるI字案、V字案の各々の工期はどれぐらいか。

4 I字案はV字案より、海面埋立面積が約四十ヘクタール、埋立土量が約二百十万立方メートル少なく、そのため工期が約半年短いとされているが、この約半年という期間の算定根拠を明らかにされたい。

5 I字案はV字案より、影響を受ける海草類が約十一・一ヘクタール少ないとされているが、その算定根拠について、明らかにされたい。

6 藻場は、それぞれ繁茂の状況が異なると考えるが、それについての評価が明記されていない。また、I字案の方がV字案より繁茂の密度が濃い部分の埋立てとなる可能性も明らかになっていない。各々について明らかにされたい。

7 I字案はV字案より、建設費が約三%低減するとされているが、この約三%に相当する金額とその算定根拠について、各々明らかにされたい。

8 7の前提となるI字案とV字案の建設にかかる費用とその算定根拠について、各々明らかにされたい。

五 菅総理大臣自ら沖縄を訪問し、沖縄県に対して説明し、理解を得るべきと考えるが、沖縄県知事選挙の前に沖縄県を訪問する考えはあるか。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一について

普天間飛行場の移設計画については、平成二十二年八月三十一日の「普天間飛行場の代替の施設に係る二国間専門家検討会合の報告」(以下「専門家会合報告」という。)を踏まえつつ、次回の日米安全保障協議委員会までにその検証及び確認を完了させることとしている。次回の日米安全保障協議委員会の開催時期については、現時点において決定されておらず、今後、米国と協議していく方針である。

二及び三について

一についてで述べたとおり、普天間飛行場の移設計画については、その検証及び確認を次回の日米安全保障協議委員会までに完了させることとしているが、政府としては、普天間飛行場の移設問題について、平成二十二年五月二十八日の日米安全保障協議委員会の共同発表に基づき取り組むと同時に、沖縄県に集中した基地負担の軽減にも全力を挙げて取り組む考えであり、沖縄県からの御意見も伺いながら、誠心誠意説明し、理解を求めていく所存である。

四の1及び2について

御指摘の「環境影響評価の修正の細部」の意味するところが必ずしも明らかではないが、普天間飛行場の代替の施設が専門家会合報告に記されたI字案(以下「I字案」という。)となった場合、改めて環境影響評価書(以下「評価書」という。)の作成に必要な設計を行った後、関係法令等に従い、現在行っている環境影響評価手続を継続し、評価書の作成を行うこととなる。これらに要する期間については、現時点において、評価書の作成に必要な設計及びその入札手続に約九か月、評価書の作成に約六か月を要すると見積もっている。

四の3及び4について

専門家会合報告に記されたV字案(以下「V字案」という。)及びI字案の工期は、現時点において、確定していないが、I字案において推定される工期については、埋立海域面積の見積りがV字案より小さいこと等から、V字案と同様の手法を用いて算定し、V字案よりも約半年間短くなると見積もっている。

四の5及び6について

普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価準備書にあるとおり、V字案における平成二十年度の調査に基づく被度五パーセント以上の海草類藻場への影響面積は、約七十八・一ヘクタールである。また、I字案における海草類藻場への影響面積については、約六十七・〇ヘクタールと見積もっており、I字案はV字案に比べ、約十一・一ヘクタール小さくなると見積もっている。

また、専門家会合報告は、I字案とV字案における海草類への影響について、影響面積に着目して評価したものである。

四の7及び8について

I字案及びV字案のそれぞれの建設費については、更なる検討が必要となるが、現時点において、V字案の建設費は、少なくとも三千五百億円以上と見積もっており、I字案の建設費については、埋立海域面積の見積りがV字案より小さいこと等から、V字案と同様の手法を用いて算定し、V字案より約三パーセント小さくなると見積もっている。

五について

菅内閣総理大臣の沖縄県への訪問については、今後、適切に判断していく。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

趣旨が明らかではない ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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