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国鉄再建問題に関する質問主意書

参議院 第77回 第2号お答えすることは困難 ×2

提出者
参議院
提出日
1976年2月6日
内閣転送 1976年2月7日
答弁書受領日
1976年2月27日
提出から21日
答弁の項目数
6
質問 461字/答弁 767字

質問本文

一、国鉄が発行している無料パス、割引証などの優待措置は、いかなる法律的な根拠に基づいて行われているのか、明らかにされたい。

二、国鉄職員の無料パスについて、どんな種類があるのか、また、その資格を得る条件、それぞれの配布枚数を各々明らかにされたい。

三、国鉄職員の家族の割引きについて、どんな内容か、また、ここ二、三年のこの特典の利用者数はどれほどか、明らかにされたい。

四、国鉄職員、家族以外の人々に配布する各種の無料パスについて、それぞれ、種類、配布先、配布枚数を明らかにされたい。

五、前記、各種の優待措置によつて、国鉄が本来得るべき収入からの減額はどのくらいと考えているか、明らかにされたい。

六、巨額の赤字をかかえた国鉄は、この際、この種の優待措置を全廃すべきである、あるいは一部を改めるべきである、との意見もあるが、政府、国鉄当局にその意志はあるか、見解を明らかにされたい。

七、以上、各項の質問につき、ことの性格上、回答を明らかにすることができない場合は、その理由なり、根拠なりをご説明願いたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一、について

国鉄は、部内の定めにより乗車証及び割引証を発行している。

なお、国会議員については、国会法第三十七条及びこれに基づく国会議員日本国有鉄道無賃乗車令により、乗車証の発行が必要とされている。

二、について

国鉄職員に対する乗車証は、職務定期乗車証と臨時乗車証の二種類がある。

職務定期乗車証は、職員の勤続年数、給与体系上の号俸等によつて乗車区間等を限定し、全職員に交付している。

臨時乗車証は、出張の場合の公務乗車証、平素勤務に精励であると認めた職員に対する精励乗車証等があり、例えば、公務乗車証については出張の都度、精励乗車証については本人からの請求により、月一回を限度として交付している。

三、について

国鉄職員の家族割引制度は、職員の働く意欲を高めるための福利厚生施策の一つとして、片道五十キロメートルを超える場合及び職員の子弟の通学定期に使用できる制度である。なお、割引証を交付しても、使用されないものもあるので、実際の利用者数を把握することは困難である。

四、について

国鉄が、その職員及び家族以外に発行している乗車証は、次のとおりである。

(一) 国会法により衆・参両院議員に発行しているもの          約  七五〇枚

(二) 日本学士院会員、日本芸術院会員等に儀礼上発行しているもの    約  二五〇枚

(三) その他国鉄の業務遂行上発行しているもの             約一、五〇〇枚

五、について

乗車証等の実際の利用状況を把握して減額分を算出することは、実務上困難である。

六、について

乗車証等の制度は、古い歴史を持つうえ、諸外国の鉄道にも定着しており、輸送業務を円滑にするため、また、職員の福利厚生を図るためにも必要であると考えるが、その取扱いについては、慎重に検討したいと考えている。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×2

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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