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旧ポルトガル領東チモールに関する質問主意書

衆議院 第104回 第8号

提出者
衆議院
提出日
1986年3月7日
内閣転送 1986年3月8日
答弁書受領日
1986年3月18日
提出から11日
答弁の項目数
3
質問 247字/答弁 633字

質問本文

衆議院議長 坂田道太 殿

旧ポルトガル領東チモールに関する質問主意書

旧ポルトガル領東チモールの現状に関連し、次の事項について質問する。

一 旧ポルトガル領東チモールの現時点における主権は、どこにあると判断しているのか。

二 国際連合第三十回総会(一九七五年)以降の、国際連合の場における日本政府の旧ポルトガル領東チモールに対する立場、見解及び諸決議に対する態度はいかなるものか。

三 旧ポルトガル領東チモールにおける現在の人権状況について、日本政府の認識・見解はいかなるものか。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

我が国は、東チモール地域がインドネシア共和国政府により効果的に統治されているとの事実認識に立つものであるが、その帰属については、インドネシアとポルトガルとの間で話合いが進められていることでもあり、判断を下す立場にない。

二について

(1) 国連総会では、第三十回総会(千九百七十五年)以来第三十七回総会(千九百八十二年)まで毎年東チモール問題に関する決議案が提出されていたが、我が国は、緊急に必要であるのは東チモール地域住民の正常な生活への復帰であること及びインドネシア共和国政府が東チモールを効果的に統治している事実に対し適切な考慮が払われるべきであること等の観点より、インドネシアのみを非難することは問題の解決に資さないとの立場から、反対投票を行つてきた。(ただし、千九百八十三年以降は関係当事者間の合意により、国連での審議は行われていない。)

(2) なお、千九百七十五年十二月東チモール問題が国連安全保障理事会で審議された際、我が国も理事国の一員として、すべての関係当事国が国連の努力に協力するよう要請する安全保障理事会決議のとりまとめに努力した経緯がある。

三について

東チモール地域の人権状況については、政府として正確な状況を確認し得る立場になく、立ち入つた見解を示すことは差し控えたいが、我が国在インドネシア大使館館員の現地視察の結果及び同地域で活動している赤十字国際委員会の説明からは、人権状況が悪いとの報告は受けていない。

右答弁する。

衆議院の原文

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