Kurage 質問主意書アシスト

ことばで探す › 衆議院 第190回

安倍総理の日本国憲法に関する発言と日本国憲法第九十九条の憲法尊重擁護義務の整合性に関する質問主意書

衆議院 第190回 第272号

提出者
民進党・無所属クラブ
提出日
2016年5月13日
内閣転送 2016年5月18日
答弁書受領日
2016年5月24日
提出から11日
答弁の項目数
1
質問 768字/答弁 170字

質問本文

安倍総理は、二〇一三年四月二十七日の産経新聞のインタビューで、「連合国軍総司令部(「GHQ」という。)の憲法も国際法も全くの素人の人たちが、たった八日間でつくり上げた代物だ」と述べている。

他方、日本国憲法第九十九条では、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」と規定されている。

これらの整合性について疑義があるので、以下質問する。

一 「代物」という言葉は、『大辞林第三版』(三省堂)によれば、「物または人。低く評価したり、卑しみや皮肉を込めていうことが多い」とあり、代物という言葉には価値観が含まれていると考えるのが一般的である。安倍総理の日本国憲法は「GHQの憲法も国際法も全くの素人の人たちが、たった八日間でつくり上げた代物だ」との発言は、安倍総理が現行の日本国憲法を低く評価したり、現行の日本国憲法に対し卑しみや皮肉を込めた感覚を持っていると受けとめられる可能性を否定できない。あるいはその可能性が高い発言であると思われる。これについて、政府の見解を具体的に示されたい。

二 安倍総理のこの発言において、現行の日本国憲法を低く評価している可能性がないと政府が判断するならば、どのような理由によるものか。政府の見解を示されたい。

三 安倍総理の日本国憲法は「GHQの憲法も国際法も全くの素人の人たちが、たった八日間でつくり上げた代物だ」との発言は、安倍総理自身が現行の日本国憲法を低く評価していると受けとめられかねないものであり、日本国憲法第九十九条で規定される、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」という、憲法尊重擁護義務に反すると思われる。これらの整合性について、政府の見解を示されたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一から三までについて

御指摘の産経新聞のインタビューにおける発言については、平成二十七年三月六日の衆議院予算委員会において、安倍内閣総理大臣が「御指摘の私の発言につきましては、現行憲法については、戦後の占領下において、その原案が連合国軍総司令部によって短期間に作成されたものであるとの事実を述べたものにすぎない」と答弁しているとおりである。

衆議院の原文

似た質問主意書

件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

提出 2017年9月28日 小西 洋之 答弁 2017年10月6日
参議院 第194回 第27号
提出 2006年9月29日 辻元 清美(社会民主党・市民連合) 答弁 2006年10月10日
衆議院 第165回 第27号
提出 2017年3月2日 逢坂 誠二(民進党・無所属クラブ) 答弁 2017年3月10日
衆議院 第193回 第101号
提出 2016年8月1日 緒方 林太郎(民進党・無所属クラブ) 答弁 2016年8月8日
衆議院 第191回 第26号
提出 2015年3月26日 今井 雅人(維新の党) 答弁 2015年4月3日
衆議院 第189回 第168号
提出 2016年10月3日 逢坂 誠二(民進党・無所属クラブ) 答弁 2016年10月11日
衆議院 第192回 第33号

件名の語が重なる質問主意書

提出 2020年9月18日 小西 洋之 答弁 2020年10月2日
参議院 第202回 第38号
提出 2020年6月12日 辻元 清美(立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム) 答弁 2020年6月26日
衆議院 第201回 第270号仮定の質問 ×1
提出 2019年12月6日 白 眞勲 答弁 2019年12月17日
参議院 第200回 第113号
提出 2019年11月21日 熊谷 裕人 答弁 2019年12月3日
参議院 第200回 第67号
提出 2019年8月2日 熊谷 裕人 答弁 2019年8月15日
参議院 第199回 第8号個別の事案 ×1

この論点で次の質問を書くなら

アシストで並べる