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電気料金高騰対策等に関する質問主意書
衆議院 第211回 第145号検討してまいりたい ×2
質問本文
電力大手七社による値上げ申請の承認により、家庭向け電気料金が令和五年六月から値上げされ、各社が家庭向けモデルを基に示した各社の値上げ率は十二・九から四十一%に及ぶ。電気料金高騰に対する激変緩和措置と、再生可能エネルギー普及に向けた技術開発・導入等が急がれる。
一 電気料金高騰に対して、政府は令和五年一月から九月まで激変緩和措置をとって対応するが、ロシアのウクライナ侵攻の長期化による燃料費の高騰、円安はなおも進んでおり、秋以降も電気料金の高騰が懸念される。十月以降の激変緩和措置について早期に検討を進め、家計の負担軽減をはかる必要があると考えるが、政府の見解を伺う。
二 従来のシリコン系太陽電池については、パネル施設の崩落事故などの問題でパネルの立地を規制する自治体が増えており、また廃棄物として後処理が難しいレアアースを使っていることからリサイクルもできず、有害物質が残存するという問題もある。パネルの収集や再利用に向けた体制の構築が急がれるが、政府の見解を伺う。
三 従来のシリコン系太陽電池で必要な海外のレアメタル等、手に入りにくい高価な材料を必要としない、軽くしなやかな太陽電池として、ペロブスカイト太陽電池の開発が進められている。主な材料となるのはヨウ素や鉛で、特にヨウ素は日本が世界のシェアの三割を占めており、全て国産で賄うことができる。また材料面だけでなく、品質の高いペロブスカイト太陽電池を造る上で欠かせない「薄膜」を作る基礎技術も日本は有していることから、国際的な開発競争にも対応できると期待する。太陽光パネルを巡る問題の解消につなげ、従来型の太陽電池からの切り替えを早期にはかるための同太陽電池の開発と導入、将来的な普及に向けての支援について、政府の見解を伺う。
右質問する。
政府答弁書
一について
お尋ねについては、令和五年六月十五日の参議院経済産業委員会において、西村経済産業大臣が「十月使用分以降のことについては現時点においては何か決めているわけではございません。・・・引き続き、物価の動向、経済動向、また国際的な燃料価格の動向などを踏まえて適切に対応してまいりたいというふうに考えているところであります。」と答弁したとおりである。
二について
お尋ねの「パネルの収集や再利用」については、「GX実現に向けた基本方針」(令和五年二月十日閣議決定)において「太陽光パネルの廃棄について・・・二千三十年代後半に想定される大量廃棄のピークに十分対処できるよう、計画的に対応していく。」としているところ、お尋ねの「体制の構築」を含め、具体的な方策について、経済産業省及び環境省が開催している「再生可能エネルギー発電設備の廃棄・リサイクルのあり方に関する検討会」における議論を踏まえ検討してまいりたい。
三について
お尋ねの「ペロブスカイト太陽電池」の「開発と導入、将来的な普及に向けての支援」については、当該電池の開発を行う事業者等に対してグリーンイノベーション基金を通じた開発費用の一部補助等を継続的に行っており、また、「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画二〇二三改訂版・成長戦略等のフォローアップ」(令和五年六月十六日閣議決定)において「次世代型太陽電池(ペロブスカイト)の早期の社会実装に向けて研究開発・導入支援やユーザーと連携した実証を加速化する等、量産技術の確立、需要の創出、生産体制整備を進めていく。」としているところであり、引き続き必要な支援を検討してまいりたい。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。