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戦後政治の総決算等に関する質問主意書
衆議院 第101回 第50号
質問本文
衆議院議長 ※(注)永健司 殿
戦後政治の総決算等に関する質問主意書
中曽根総理はたびたび国会において、「戦後政治の総決算」ということをいつておるが、その内容等は必ずしも明確ではない。
第百回国会本会議及び第百一回国会予算委員会における答弁等に関連し、ここに質問主意書を提出する。
一 意義について
1 戦後とは、いつからいつまでをいうのか。
2 総決算とは、占領中になされた法律、制度を主として対象としたものか。
3 占領政策の再検討とは異なるのか。また、これを包含する意味か。
4 占領政策の目的について説明されたい。また、それはどのような経過をたどつて実施されてきたか。目的中未実施のものもあるか。
二 戦後政治の総決算の中身について
1 既に行われ完了した法律、制度等は何か。
2 現在進行中のものは何か。また、それはいかなる段階に進んでいるか。
3 これからの将来に総決算が予定されているものは何か。
三 戦後政治の主たるものは何か。そしてそれは日本の平和、財政経済、国民生活、教育等にいかなる効果、効用を発揮したか。
または弊害が発生したのなら、その影響は今日において存在しているか。
四 「改憲」との関係について
戦後政治の総決算と憲法改正との関係について説明されたい。
右質問する。
政府答弁書
一から四までについて
中曽根内閣総理大臣が国会において述べている「戦後政治の総決算」とは、戦後今日の日本の繁栄をもたらす礎となつた民主主義、平和主義、基本的人権の尊重、国際協調主義をあくまで堅持しつつ、従来の基本的な制度や仕組み等について、タブーを設けることなく、新しい目で見直し、良いものは更に伸ばし、戦後から今日までに生じたひずみがあればこれを是正することによつて二十一世紀という新しい時代を迎えるための体制の整備を行うという意味であり、その体制整備を通じ、たくましい文化と福祉の国、平和を志向し、積極的に国際的役割を分担する国際国家日本をつくつていこうとする考え方を指すものである。
政府としても、このような基本的な考え方の下に、新たな経済、社会情勢の進展に即応した行政の見直しと財政の適正な対応力の回復を図ることにより、民間の活力を引き出し、国、地方を通じ、公的部門と民間との新しい関係をつくり出し、明るい未来の展望を開くため現在行財政改革を進めているところである。
また、内閣総理大臣の諮問機関である臨時教育審議会を設置し、教育制度等の多様化・弾力化、家庭や社会教育の重視、学生生徒等の全人的育成等総合的、人間的な教育の在り方の探究と国際国家日本の国民にふさわしい教育の国際化を視点とした教育改革に取り組むこととしたところである。
なお、憲法改正については、中曽根内閣総理大臣は、国会において「中曽根内閣は、憲法改正問題を政治日程にのせない。」旨答弁しているところである。
右答弁する。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。