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衆議院議員の定数に関する質問

参議院 第104回 第1号

提出者
参議院
提出日
1985年12月24日
内閣転送 1986年1月4日
答弁書受領日
1986年1月10日
提出から17日
答弁の項目数
3
質問 681字/答弁 475字

質問本文

衆議院議員の定数に関する質問主意書

総理は総理ご就任後、戦後の見直しを強調されて今日に至つているが、衆議院の定数問題に関しては戦後の諸情勢の変化にもかかわらず、その見直しについては全く行われなかつた。そのために、遂に憲法違反の事態をまねくに至つた。このような現状に対し前国会より総理なりにご努力はあつたと思われるが、その成果は見るべきものが何もなかつた。

ついてはこの際、通常国会の冒頭にあたり、本問題について、以下数点にわたり質問をする。

一 まず、前国会のご努力にもかかわらず、定数是正問題について、その成果に見るべきものがなかつたことについての反省があれば伺いたい。

二 今後、通常国会で成案を得る決意なのかどうか、衆議院議長見解を踏まえたうえで総理の考えを伺いたい。

三 その際、従来の方法を踏襲して、議員自らの合議によつてその定数等を決定することについては、国内的にも反対意見があり、欧米においては外部有識者等によつてこの種の問題に対処する制度をとつている国もあるが、総理として、この第三者機関設置で議員定数の問題を自動的に解決していく制度について、どういう見解を持つているか伺いたい。

四 前国会で定数是正の成果が得られなかつた最大の原因は、二人区の問題であつた。今国会においても同じく二人区増設によつて問題の解決を図ろうとする意見があるが、前国会の轍を踏まないためにも、総理は二人区増設には反対すべきと思うがどうか。

五 小選挙区に対しては衆議院議長の見解にも示されているが、総理は二人区は小選挙区と解するのかどうか明らかにされたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一について

現行の衆議院議員の定数配分規定については、昭和六十年七月十七日の最高裁判所の判決において、違憲と判示されたところであり、その一日も早い是正が必要とされている。

第百三回国会においては、議員提出に係る二つの定数是正法案について鋭意審議が行われたところであるが、いずれも審議未了となり、衆議院議員の定数是正が実現しなかつたことは誠に遺憾である。

二から四までについて

第百三回国会において、衆議院議員の定数是正について、衆議院議長見解が示され、また、衆議院本会議の決議がなされたところであり、その趣旨に沿つて、今後、各党間の協議が進められるものと考えている。お尋ねの第三者機関の設置及び二人区の問題については、定数是正の実現に向けての検討の一環として各党間において十分論議していただきたいと考えている。

各党間の協議を踏まえ、今国会においては、衆議院議員の定数是正が実現することを強く念願しており、政府としても最大限努力してまいる所存である。

五について

小選挙区とは、一選挙区から一人を選出するものをいい、二人区は小選挙区ではないと考える。

参議院の原文

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