Kurage 質問主意書アシスト

ことばで探す › 衆議院 第154回

公務員の守秘義務と「need to knowの原則」に関する質問主意書

衆議院 第154回 第3号お答えすることは困難 ×2

提出者
民主党・無所属クラブ
提出日
2002年1月21日
内閣転送 2002年1月23日
答弁書受領日
2002年2月26日
提出から36日
答弁の項目数
4
質問 1,162字/答弁 712字

質問本文

公務員の守秘義務と「need to knowの原則」に関する質問主意書

「秘密保全体制の見直し・強化について」(平成十二年十月二十七日 防衛庁)は、その検討結果のひとつとして「情報漏えいのリスクを不必要に高めることを防止するため、いわゆる「need to knowの原則」(「情報は知る必要のある人のみに伝え、知る必要のない人には伝えない」という原則)を徹底し、関係職員の指定に当たっては、秘密に関する事務を行う者として相応しい者を厳正に峻別・限定し、必要最小限の指定にとどめる」ことを挙げている。

誠に妥当な提言であるゆえに、この原則と公務員の守秘義務につき政府の見解を明らかにするために以下質問する。

一 「need to knowの原則」は次に定めるところの公務員の守秘義務に適用されるのか明らかにされたい。

1 「国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範」(平成十三年一月六日閣議決定)(8)。

2 「国家公務員法」第百条第一項。

3 「自衛隊法」第五十九条第一項。

二 「need to knowの原則」と秘密に接する権限について

「need to knowの原則」に従えば、秘密に接する権限は当該内容を知る必要のある人のみに限定されると考えるが、当該内容を知る必要がないのにその秘密に接する権限を持つ公務員が存在すれば、その官職を明らかにされたい。

三 「知らせても差し支えない秘密」の存在について

政府のこれまでの答弁では「防衛庁の職員であれば知らせても差し支えない秘密」が存在するわけだが、「need to knowの原則」と照らし合わせると、秘密は「知る必要のある人のみ」に伝えられるものであり、「知らせても差し支えない秘密」はあり得ないと考えるが、政府の見解を明らかにされたい。

四 秘密に接する権限について

「当該秘密に接する権限」(「衆議院議員金田誠一君提出防衛庁の秘密と関係職員との関係に関する質問に対する答弁書」平成十三年九月十一日答弁)を有するか否かについて規定する法令及びその条項について、次に挙げる秘密ごとに明らかにされたい。

1 「国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範」(平成十三年一月六日閣議決定)(8)で定める「秘密」。

2 「国家公務員法」第百条で定める「秘密」。

3 「自衛隊法」第五十九条で定める「秘密」。

4 「秘密保全に関する訓令」(昭和三十三年防衛庁訓令第百二号)第二条で定める「秘密」。

5 「日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法」第一条第三項で定める「防衛秘密」。

6 「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定の実施に伴う刑事特別法」第六条で定める「合衆国軍隊の機密」。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

お尋ねの趣旨が明確ではないため、お答えすることは困難であるが、御指摘の「need to knowの原則」は、「秘密保全体制の見直し・強化について」(平成十二年十月二十七日防衛庁秘密保全等対策委員会)において、秘密保全に関する訓令(昭和三十三年防衛庁訓令第百二号)及び防衛秘密の保護に関する訓令(昭和三十三年防衛庁訓令第五十一号)で定める関係職員(以下「関係職員」という。)の指定に当たって、「秘密に関する事務を行う者として相応しい者を厳正に峻別・限定し、必要最小限の指定にとどめる」ことを述べた際に、「情報漏えいのリスクを不必要に高めることを防止する」ためにいわれている一般的な考え方として言及されたものである。

二について

防衛庁においては、秘密保全に関する訓令及び防衛秘密の保護に関する訓令で定める秘密について、これを知る必要のない職員を関係職員として指定することはなく、そのような職員が当該秘密に接する権限を有するということはない。

三について

衆議院議員金田誠一君提出防衛庁の秘密と関係職員との関係に関する質問に対する答弁書(平成十三年九月十一日内閣衆質一五二第八号)二の�Aについてで述べた「防衛庁の職員であれば知らせても差し支えない秘密」については、防衛庁において関係職員を指定する必要がなく、これを直ちに知る必要のない職員であっても知り得ることがある。

四について

各省庁等の職員等が秘密に接する権限を有するかどうかについては、当該秘密の具体的内容等によって判断されるものであるところ、お尋ねのそれぞれの秘密が具体的にどのような内容のものであるかが特定されていないため、お答えすることは困難である。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×2

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

似た質問主意書

件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

提出 2018年3月20日 串田 誠一(日本維新の会) 答弁 2018年3月30日
提出 2004年5月7日 浅尾 慶一郎 答弁 2004年5月18日
参議院 第159回 第19号お答えすることは困難 ×1
提出 2000年11月8日 金田 誠一(民主党・無所属クラブ) 答弁 2000年12月1日
衆議院 第150回 第27号
提出 2000年8月1日 金田 誠一(民主党・無所属クラブ) 答弁 2000年8月8日
衆議院 第149回 第4号
提出 2003年11月19日 金田 誠一(民主党・無所属クラブ) 答弁 2003年12月19日
衆議院 第158回 第2号お答えすることは困難 ×5

件名の語が重なる質問主意書

提出 2025年6月6日 櫻井 周(立憲民主党・無所属) 答弁 2025年6月17日
提出 2023年12月7日 大河原 まさこ(立憲民主党・無所属) 答弁 2023年12月19日
提出 2023年6月6日 緒方 林太郎(有志の会) 答弁 2023年6月16日
衆議院 第211回 第74号趣旨が明らかではない ×1

この論点で次の質問を書くなら

アシストで並べる