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交通捜査用覆面パトカーに関する質問主意書

衆議院 第171回 第165号

提出者
民主党・無所属クラブ
提出日
2009年2月27日
内閣転送 2009年3月4日
答弁書受領日
2009年3月10日
提出から11日
答弁の項目数
5
質問 854字/答弁 740字

質問本文

いわゆる交通捜査には、通常の白黒パトカー以外に、覆面パトカーが使用されているが、覆面パトカーの導入目的・運用等については以下のような疑問があるのでご回答いただきたい。

(1) 刑事捜査・公安捜査においては捜査対象に気付かれずに追跡する必要があることから、覆面車両の必要性を了解できる。しかし、交通捜査、殊に交通取締りの分野においては、まず交通違反の未然防止の観点から、いわゆる白黒パトカーによるパトロールが有効であると考えられる。その点において、覆面パトカーは違反の未然防止の措置を怠り、警察車両であることを隠して違反させてからそれを取り締まる、不適切・不公正な捜査手法であるとの疑いがある。

このような取締り手法について、政府は正当なものと認識しているのか。それとも、覆面パトカーをあえて交通捜査に供用すべき何らかの必要性があるのか、ご回答いただきたい。

(2) 交通捜査用の覆面パトカーは追尾式速度取締りの他に、どのような取締り、あるいは捜査に従事するのか。ご回答いただきたい。

(3) 追尾式速度取締りに用いられる交通捜査用パトカーは何台運用されているのか。うち覆面パトカーは何台か。都道府県別にご回答いただきたい。

(4) 追尾式速度取締りにおいて、違反事実の証拠となるのはパトカー乗務員作成の記録紙などの証拠とパトカー乗務員の証言のみであるため、パトカー乗務員が示し合わせれば冤罪も起こりうる。そのような冤罪のおそれのある取締りを防止するために、あるいは否認事案に対する有効な証拠として、交通捜査用パトカーにタコグラフや車載カメラなどによる客観性の伴う取締り記録が必要と考えるが、政府の見解はいかに。

(5) 交通捜査用パトカーによる追尾式速度取締りの執行において、その赤灯の点灯や追尾方法(被疑車両との間隔、測定する距離など)につき現場の警察官に対して、どのように教養しているのか、具体的にご回答いただきたい。

教養内容が都道府県により異なる場合は、都道府県別にご回答いただきたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

(1)について

警察庁としては、運転者に取締りの有無にかかわらず交通関係法令を遵守させ、限られた体制の下で効果的に交通秩序を維持するためには、警察用車両であることを明らかにせずに交通取締りを行う必要があると考えている。

(2)について

警察庁としては、交通取締用の四輪自動車(以下「交通取締用パトカー」という。)であって反転式又は着脱式の警光灯が装備されたもの(以下「覆面パトカー」という。)は、暴走族の取締りに当たって対象車両に察知されることなく採証活動を行う場合等、各種の交通関係法令違反の取締りに活用されているものと承知している。

(3)について

各都道府県警察が速度違反車両を追尾して行う取締り(以下「追尾式速度取締り」という。)に使用している交通取締用パトカー及び覆面パトカーの台数については、これを公にすることにより、各都道府県警察の交通取締りの体制が明らかになるなど、今後の交通取締りに支障を来すおそれがあることから、答弁を差し控えたい。

(4)について

警察庁としては、測定対象車両と一定の距離を保って走行した交通取締用パトカーの速度を自動的に印字した記録紙と実際に取締りに当たった警察官の証言により、速度違反の事実を客観的に立証することが可能であると考えており、これらに加えて御指摘の「タコグラフ」等による記録が必要であるとは考えていない。

(5)について

警察庁としては、各都道府県警察において、追尾式速度取締りについて、交通取締用パトカーの速度が法令で定める最高速度を超えるときは赤色灯を点灯すること、測定対象車両との間で安全を確保できる一定の距離を保つこと等を実技訓練等により警察官に体得させるなど、管内の実情に応じた教養が行われているものと承知している。

衆議院の原文

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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

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