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高速道路料金の見直しに関する質問主意書

衆議院 第208回 第125号検討してまいりたい ×1

提出者
立憲民主党・無所属
提出日
2022年6月10日
内閣転送 2022年6月15日
答弁書受領日
2022年6月24日
提出から14日
答弁の項目数
0
質問 763字/答弁 399字

質問本文

我が国において道路は無料公開が原則のところ、高速道路は戦後の財政難を背景とした例外措置として、償還主義のもと有料とされている。償還期間は当初予定されていた期間から延長が繰り返され、現在では、老朽化対策の財源確保の為としてさらに償還期間が延び、二〇六五年までとなっている。

一方で、昭和五十年代、六十年代にもすでに国会質疑で、償還期間の延長や永久に有料化となるのではないかとの懸念の指摘があった。

二〇一四年より、道路法等に基づき道路管理者は、全ての橋梁、トンネル等について、五年に一度、近接目視で点検を行うこととされ、その結果として、修繕をしても十分に耐久性が回復しない事例があること等が判明しており、構造物の劣化を正確に予測することは困難であるとされている。今後、更新事業等を追加で行う必要性が指摘されており、現在の償還期間が延長される可能性もある。

なお、そもそも憲法第二十二条では移動の自由が保障されていることから、本来の道路無料公開を一刻も早く実現すべきという指摘がある。

そこで、以下質問する。

償還期間が何度も延長され、将来、高速道路は無料になるという説明に対する不信感は高まり、昨今は新型コロナウイルス感染症の感染拡大により地域の観光業をはじめ地域経済が疲弊している。

高速道路建設の目的は、国土を広く開発し、都市集中ではなくバランスのとれた国土をつくり上げるため、地域相互間の交流を円滑にすること、とのことである。

しかし、現行の高速道路の通行料金制度の設定では、地域相互間交流円滑化、ひいては、地方活性化の視点を欠いており、この目的は達成できていない。

したがって、高速道路料金の一部区間無料化や定額制にする等、料金を道路利用促進の観点から見直す必要があると思うが、政府の取組、検討状況を伺う。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

高速道路の料金については、社会資本整備審議会道路分科会国土幹線道路部会(以下「部会」という。)の意見を踏まえ、高速道路の利用促進の観点から、例えば、平日朝夕割引、休日割引、大口・多頻度割引等の料金割引の実施、首都圏、近畿圏及び中京圏の高速道路における料金水準の整理・統一、利用経路によらず起終点間の最短距離を基本に料金を決定する方法の採用に取り組んでいるところである。

また、令和三年八月に取りまとめられた部会の中間答申においては、深夜割引の見直しや混雑状況に応じた料金の導入等について意見を頂いており、引き続き、高速道路を利用しやすい料金体系となるよう、検討を進めてまいりたい。

なお、御指摘の「高速道路料金の一部区間無料化や定額制」については、激しい渋滞の発生、他の交通機関に与える悪影響、高速道路の建設等に係る債務の確実な返済への支障等が懸念されるため、慎重に検討する必要があると考えている。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

検討してまいりたい ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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