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追加経済対策に関する質問主意書
参議院 第171回 第142号検討してまいりたい ×2
質問本文
東京国際空港(以下「羽田空港」という。)の第三滑走路を約三百五十メートル延伸する計画が追加経済対策に盛り込まれようとしている。我が国の国際競争力を一層強化する観点から望ましい計画であると考える。
そこで、以下質問する。
一 羽田空港では、二〇一〇年秋の供用開始を目指して第四滑走路が建設中である。現在の進捗状況を示されたい。
二 羽田空港の更なる国際化は関係諸団体からの強い要望である。
国土交通省は、第四滑走路の増枠について、供用開始当初は管制官及びパイロット双方の慣熟が必要であり国際線の枠を必要最小限とすると答弁しているが、双方の習熟度が増していくことを想定して、段階的に国際線の枠を増加させていくのか、政府の認識を示されたい。
三 第四滑走路の供用開始によって、羽田空港の年間発着能力は現在の約三十万回から約四十一万回に増強され、発着容量の制約の解消及び多様な路線網の形成が可能となるが、羽田空港に隣接する神奈川県側への交通アクセスは未整備のままであり、第四滑走路がもたらす諸効果を最大限に生かし切れない。
東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、関東地方整備局及び東京航空局を構成員とする「京浜臨海部基盤施設検討会」において、神奈川口構想の実現に向けた議論がなされているが、具体的な整備計画は未だに示されていない。第四滑走路の供用開始と、第三滑走路の延伸が持つポテンシャルを最大限に生かすためには神奈川口構想の早期実現が急務であると考えるが、政府の認識を示されたい。
四 羽田空港と成田空港をリニアモーターカーで結び、両空港間のアクセスを改善して我が国の国際競争力を高めようとする動きが活発化している。
我が国の国際競争力を高めるための構想であると認識するが、政府の認識を示されたい。
右質問する。
政府答弁書
一について
東京国際空港(以下「羽田空港」という。)の第四滑走路の建設については、平成十九年三月末に工事に着手しており、平成二十一年三月末時点で、埋立部分にあっては約六十パーセントの埋立てが、桟橋部分にあっては約六十五パーセントのジャケット(桟橋部分の一区画を構成する鋼桁及び鋼管杭が一体となった構造物をいう。)の据付けがそれぞれ完了している。引き続き、平成二十二年十月末の供用開始に向けて、建設を推進してまいりたい。
二について
平成二十二年の羽田空港の第四滑走路の供用開始以降の増枠については、供用開始当初は、その増枠をできる限り国際線に振り向けて、昼間時間帯(六時から二十三時までの時間帯をいう。以下同じ。)においては約三万回を就航させることとしており、その後は、国内線需要に適切に対応しつつ、国内線及び国際線双方の需要の伸びを勘案して、昼間時間帯においては、都心に近いという羽田空港の利便性を活かせる路線を中心として国際線の増加を推進していくこととしている。
三について
御指摘の神奈川口構想における多摩川の川崎市側と羽田空港を結ぶ連絡道路については、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、関東地方整備局及び東京航空局を構成員とする「京浜臨海部基盤施設検討会」において、そのルート、構造等を検討しているところである。また、大田区羽田空港一丁目及び二丁目に存する羽田空港の跡地の利用に関しては、国土交通省航空局、東京都、大田区及び品川区を構成員とする「羽田空港移転問題協議会」において、当該構成員間の協議を進めているところであるが、平成二十一年三月二十七日に開催された第五十回同協議会において、「羽田空港跡地利用基本計画」(平成二十年三月二十八日同協議会合意)に沿った土地利用計画の具体化に当たっては、神奈川口構想等の関連計画等との調整を視野に入れつつ検討することについて合意がなされたところであり、神奈川口構想に関する検討に一定の進展があったものと認識している。引き続き、当該跡地の利用方策に関する大田区の意向にも配慮しつつ、神奈川口構想に関する検討を進めてまいりたい。
四について
羽田空港と成田国際空港を超電導方式のリニアモーターカーで結び、両空港間のアクセスを改善して我が国の国際競争力を高めるべきという意見があることは承知しているが、超電導方式のリニアモーターカーは現在開発中の技術であるほか、事業の採算性を始め様々な検討課題があることから、長期的な課題であると認識している。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。