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イージス・アショアの用途に関する質問主意書
参議院 第196回 第6号
質問本文
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、本年一月十五日、日本が北朝鮮による核・ミサイル開発の脅威に対して導入を決めた米国の地上配備型弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」について、「攻撃にも使うことができる」と指摘し警戒感を示したとロイター通信が報じている。
政府が平成二十九年十二月に「イージス・アショア」の導入を決定した際、小野寺五典防衛大臣は、「北朝鮮の核・ミサイル開発が、わが国の安全に対する、より重大かつ差し迫った新たな段階の脅威となっておりますが、イージス・アショア二基の導入により、平素からわが国を常時・持続的に防護できるようになり、弾道ミサイル防衛能力の抜本的な向上が図られると考えております」と説明していた。
そこで、前記ロシア外相の指摘について、政府の見解を確認したいので、以下質問する。
一 政府は新しく導入する「イージス・アショア」について、実際にどのような用途で使用することを念頭に置いているのか。
二 政府は、他国を攻撃する目的で「イージス・アショア」を使用することが可能であるかどうか、あるいは、日本が現在及び将来にわたり、他国を攻撃する目的で「イージス・アショア」を使用する可能性について検討したことがあるか。また、「イージス・アショア」を日本に配備することが、専守防衛という日本の防衛方針との関係でどのような問題を惹起するかを検討したことがあるか。
三 政府は、このようにロシアが警戒感を示す「イージス・アショア」を配備することにより、北方領土の返還交渉に対してどのような影響があると考えているか。
右質問する。
政府答弁書
一について
陸上配備型イージス・システムについては、北朝鮮の核・ミサイル開発が我が国の安全に対するより重大かつ差し迫った新たな段階の脅威となっており、平素から我が国を常時・持続的に防護できるよう弾道ミサイル防衛能力の抜本的な向上を図る必要があることから、新たな弾道ミサイル防衛システムとしてこれを導入することとしたものである。
二について
陸上配備型イージス・システムは、弾道ミサイル攻撃に対して、我が国国民の生命・財産を守るための純粋に防御的な手段として導入することとしたものである。したがって、専守防衛を旨とする我が国の防衛政策にふさわしいものであると考えている。
三について
ロシア連邦政府関係者の認識について、政府としてお答えする立場にないが、いずれにせよ、政府としては、ロシア連邦との間で北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するとの基本方針の下、平和条約締結交渉に粘り強く取り組んでいく考えである。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。