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所信表明演説に関する質問主意書
衆議院 第210回 第2号趣旨が明らかではない ×1
質問本文
第二百十回国会における岸田内閣総理大臣所信表明演説に関し、次のとおり質問する。
一 演説に出てくる以下の用語は具体的に何を指しているのか。例を挙げて答弁ありたい。
(ア) 国際秩序を揺るがす、地政学的挑戦
(イ) 悪質な寄附
(ウ) 日本ならではの技術(最先端のバイオものづくりに関する箇所)
(エ) アナログ的規制
(オ) 諸懸案(日中国交正常化五十周年に関する箇所)
二 「円安のメリット」とは具体的に何を指しているのか。例を挙げて答弁ありたい。また、「円安のデメリット」はどのようなものがあると考えているか。同じく具体的に答弁ありたい。
三 「日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算し、日朝国交正常化の実現を目指します。」は、その前の文にある「条件」には当たらないのか。
右質問する。
政府答弁書
一について
お尋ねの「国際秩序を揺るがす、地政学的挑戦」とは、ロシアによるウクライナ侵略が、国際法違反であって、欧州の安全保障環境を根本的に変容させるのみならず、国際秩序の根幹を揺るがすものであり、力による一方的な現状変更の試みであることを指している。
お尋ねの「悪質な寄附」とは、不当な勧誘により経済的に困窮するほど多額の寄附をするなど、その勧誘の態様、内容等に鑑み、社会通念上著しく合理性を欠く寄附のことを指している。
お尋ねの「日本ならではの技術(最先端のバイオものづくりに関する箇所)」とは、遺伝子を組み換えた微生物を用いてプラスチック等を生成する等の技術のことを指している。
お尋ねの「アナログ的規制」とは、目視規制、実地監査規制等に関する法令等の規定等のうち、「デジタル社会の実現に向けた重点計画」(令和三年十二月二十四日閣議決定)等において示された「構造改革のためのデジタル原則」に適合していないもののことを指している。
お尋ねの「諸懸案(日中国交正常化五十周年に関する箇所)」とは、例えば、令和四年一月二十日の衆議院本会議において、岸田内閣総理大臣が述べた「尖閣諸島をめぐる情勢を含む東シナ海、南シナ海における一方的な現状変更の試み、我が国周辺における軍事活動の拡大・活発化」を指している。
二について
お尋ねの「円安のメリット」とは、例えば、輸出企業や海外展開をしている事業者等の収益が改善し得ることを指している。また、お尋ねの「円安のデメリット」については、例えば、輸入物価の上昇により、仕入価格の上昇を通じた企業の収益悪化や消費者への負担の増加になり得ることであると考えている。
三について
お尋ねの趣旨が必ずしも明らかではないが、御指摘の岸田内閣総理大臣の発言の趣旨は、令和四年二月二十四日の参議院予算委員会において、同内閣総理大臣から「北朝鮮の核、ミサイル、そして最も重要な拉致問題の解決に向けて、相互不信の殻を破り、条件を付けずに直接向き合うということを申し上げた」と答弁しているとおりである。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。