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東日本大震災後の我が国の多軸連携型国土形成に関する質問主意書
衆議院 第179回 第53号
質問本文
東日本大震災発生直後において、人命の救助やまたそのための食料・燃料などの緊急物資輸送路線として、東北地方における日本海側ルート及び太平洋側と日本海側を結ぶ横軸の重要性が、改めて浮き彫りにされることとなった。
このことを踏まえ、東北地方においても多軸連携型国土形成に取り組むことが、今後一層重要と考える。
従って、次の事項について質問する。
一 東日本大震災を教訓とし、我が国の今後の多軸連携型国土形成を、国はどのように認識を持ち取り組んでいくのか、野田内閣の見解如何。
二 一に関連し、東北地方における日本海側ルートの重要性と、太平洋側と日本海側を結ぶ横軸の重要性を踏まえ多軸連携型国土形成を、国はどのように考え取り組んでいくのか、野田内閣の見解如何。
三 東北地方における多軸連携型国土形成の考えに基づき、太平洋側と日本海側を結ぶ横軸の重要性の一つの例として、国道一〇四号青森県田子町夏坂と国道一〇三号秋田県鹿角市大湯のバイパスルートの整備も地域住民から大きな期待が寄せられている。これは青森県の県南地方と津軽地方はもとより、県境を越えて秋田県県北との生活圏・経済圏の交流促進に寄与し、そして災害時における重要なルートと成り得ることから、昭和三年、県境を越えて当時の自治体関係者が衆議院議長に陳情を提出しており、八十年以上前から先達が重要視し期待を寄せてきたルートでもある。
このバイパスの整備について、国はどのように認識をもち、今後の整備に向けて取り組みを図っていくのか、野田内閣の見解如何。
四 三に関連し、国道一〇四号及び国道一〇三号という国の直轄事業であることからも、青森県や秋田県と国との連携が極めて重要と考える。今後国は、青森県や秋田県とどのように連携して、このバイパスルートの整備に取り組むのか、野田内閣の見解如何。
右質問する。
政府答弁書
一及び二について
お尋ねについては、政府としては、広域的かつ大規模な災害時においても、災害応急対策及び災害復旧のための要員や物資を輸送するルートを速やかに確保することが重要であると認識しており、広域的な交通基盤の代替性・多重性の確保等に取り組んでまいりたい。
東北地方については、東日本大震災における輸送ルートの確保等に関する実態や課題を整理し、これを検証するとともに、地域の実情に即した将来像を示す東北圏広域地方計画の見直しを図り、地域間を相互に結ぶ複数の交通基盤を確保するなどの取組を進めてまいりたい。
三及び四について
御指摘の「バイパスの整備」については、地元市町村等から構成される団体の要望があることは承知している。青森県及び秋田県によれば、両県が管理する一般国道百四号の青森県三戸郡田子町大字夏坂字夏坂から秋田県鹿角市十和田大湯字中滝までの区間及び一般国道百三号の同市十和田大湯字中滝から同市十和田大湯字荒瀬までの区間のバイパスの整備について、現段階で具体的な計画を策定していないとのことであり、政府としては、両県の意向を踏まえ、適切に対処してまいりたい。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。