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外国産米に関する質問主意書
衆議院 第180回 第206号お答えすることは困難 ×1
質問本文
東日本大震災や福島第一原子力発電所の事故の影響により、国産米の価格に様々な動きが出てきている。一方、流通や外食産業の分野において、外国産米を取り扱う動きが出始めている。これまで我が国では消費者の大きな声として、米にかかわらず、値段が少し高くても国内産農産物を購入する声が圧倒的であったが故に、外国産米の動きを注視していくことが極めて重要と考える。
従って、次の事項について質問する。
一 国は流通や外食産業の分野において、直近で外国産米がどのような取り扱いを受けていると分析しているのか。また、どのように評価しているのか、野田内閣の見解如何。
二 国内で取り扱われている外国産米について、価格・食味・安全性・生産国(地域)について、それぞれ国はどのように評価しているのか、野田内閣の見解如何。
三 一及び二に関連し、外国産米の国内における取り扱い状況を踏まえて、国は国内産米に対し、生産者、何よりも消費者の視点に立って何らかの対策を講じる必要性があると考えるが、野田内閣の見解如何。
右質問する。
政府答弁書
一及び二について
外国産米に関しては、ほぼ全量がいわゆるミニマム・アクセス米として輸入されており、このうち、主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律(平成六年法律第百十三号)第三十一条に規定する方式により政府が買入れ及び売渡しを行ったものについては、売渡しを受けた事業者が、業務用等として販売しているほか、一部の量販店において直接消費者に販売していると承知している。また、同法第三十条に規定する方式により政府が買入れを行ったものについては、政府は、海外への食糧援助に用いるとともに、菓子、みそ等の加工食品向け及び飼料向けとして売渡しを行っているところである。
これらのミニマム・アクセス米は、米国、タイ、中国等から輸入している。平成二十二年度における輸入価格の加重平均は、同法第三十一条に規定する方式により政府が買入れを行ったものについては、米国産うるち精米短粒種で一キログラム当たり百四十三円、中国産うるち精米短粒種で一キログラム当たり百六十三円等となっており、同法第三十条に規定する方式により政府が買入れを行ったものについては、米国産うるち精米中粒種で一キログラム当たり七十九円、タイ産うるち精米長粒種で一キログラム当たり四十九円等となっている。また、外国産米の輸入に当たって、政府として残留農薬等の検査を実施し、その安全性を確保している。なお、外国産米の食味については、必ずしも一様ではないものと考えられ、政府として一概にお答えすることは困難である。
外国産米をめぐるこのような状況については、引き続き、注視していく必要があると考えている。
三について
外国産米の輸入に関しては、「ガット・ウルグァイ・ラウンド農業合意の実施に伴う農業施策に関する基本方針」(平成五年十二月十七日閣議了解)において、「米のミニマム・アクセス導入に伴う転作の強化は行わないこと」としており、現時点においても、この方針は変わらないところである。その上で、今後とも、市場における外国産米の取扱いを注視しつつ、米穀の需給を的確に見通し、安定的な国内生産のための支援策を引き続き講ずることにより、国民への安定供給を確保していく考えである。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。