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道路に関する質問主意書

衆議院 第7回 第57号

提出者
衆議院
提出日
1950年2月25日
内閣転送 1950年3月4日
答弁書受領日
1950年3月10日
提出から13日
答弁の項目数
0
質問 469字/答弁 886字

質問本文

衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿

道路に関する質問主意書

一 現在全国的に観光のための高速自動車道路を計画中ときくが事実か。

二 大阪市生野区片江六丁目から猪飼野東一丁目を経て天王寺区上潮町四丁目に至る幅員十一米道路の拡張を計画中ときくが、該計画はいかなる目的のために行うのか。その理由及び該計画立案はどこでやつているのか。

三 大阪市西区阿波座北通りの大阪商大では、幅員四十米の道路拡張整地工事のため、テニスコートをつぶし、へい及び校舎の一部をこわしているが、該計画はいかなる目的のために行つているのか。又どこで計画したのか。

四 該計画の基準、幅員決定の基準及び交通総量、トン数の利用別比率並びに舗裝形式はいかなる方式をとるのか。又それはいかなる判定基準によるか。

五 該計画工事の費用は、何程を予定し、支出は見返資金からか、公共事業費か。それに伴う国庫補助は何程となるのか。

六 該計画により立ち退く人家の戸数、人員及びそれらの人々の生活補償はいかなる方法を考えているか。又それらの費用はどれ程計上されておるか。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一 御質問に係る観光のための高速自動車道路の計画は目下のところない。

二 灘波片江線は、大阪市の都心灘波と布施市を結ぶ都市計画重要幹線街路で、地元の学識経験者、市会議員、府庁及び市役所の職員等により構成されている都市計画大阪地方審議会の議決を経て、建設大臣が決定したものであつて、その計画幅員は三〇米である。

在来幅員六米のところ、戰時中の疎開跡地を差し当り十一米の幅員として街路事業を実施し、昭和二十三年度に着手し同二十六年度に完成する予定であつて計画立案と事業の執行は大阪市である。

三 加島天下茶屋線は、尼ヶ崎、豊中、池田各市と大阪の都心を結び、更に堺市、奈良県方面に連絡する重要な都市計画幹線街路であつて、都市計画大阪地方審議会の議を経て、建設大臣が決定したもので、計画幅員は四十米であり、大阪市において計画したものである。

四 灘波片江線は、都心灘波と布施市とを結ぶ都市計画重要幹線街路であり、加島天下茶屋線は尼ヶ崎、豊中、池田各市と大阪の都市を結び、更に堺市及び奈良県方面に連絡する重要なる都市計画幹線街路であつて、幅員の決定は将来の交通量及び防火、防災等の見地より愼重に検討の上決定したもので、現在は交通量は少いが、工事完成の曉には交通量は急増することが予定される。

路面の舗裝は、差し当り砂利道であるが、将来は重要交通に対応してコンクリート又はアスフアルトの高級舗裝に移行する予定である。

五 灘波片江線は、延長六七〇米概算事業費は用地買收、家屋移転、整地、砂利敷、歩車道境界石、側溝等を合せて六三〇万円であり、ともに公共事業費であつて、国庫補助額は事業費の1/2である。

六 灘波片江線の疎開跡地に対しては、街路用地は買收により、移転家屋は三戸人員十七人位で建物の坪数、建築年限構造等により適当なる補償をしている。

加島天下茶屋線の移転戸数は三七戸人員二二〇人位で、戰災復興土地区画整理地区内で街路敷となつた土地所有者には換地を與え、移転家屋には正当な補償をしている。なお街路敷となつた大阪商大に対しても隣接区画に適当なる換地を與えている。

右答弁する。

衆議院の原文

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