Ollama
Kurageプロダクト群でローカルLLMの標準実行基盤として広く採用されるオープンソースのLLM実行・管理ツール
Ollama は、ローカル環境でLLM(大規模言語モデル)を手軽に実行・管理するためのオープンソース製品。モデルのダウンロード、起動、API提供をシンプルなCLIで行える。Kurageでは、各プロダクトのAI判断レイヤー(ai-judgment-backend)のローカル実行基盤として広く採用されており、特に Gemma 4 12B(gemma4:12b-it-qat)をOllama上で動かす構成が標準的である。Gemma 4は思考型モデルのため、多くのAPI呼び出しでは think: false を指定して利用する。
Kurageプロダクトでの採用
kurage-repos に収録された主要OSSプロダクトでは、Ollamaが rule_based / local_llm / x402 の判断バックエンド切替(例: KFREQAI_JUDGMENT_BACKEND、KFXAI_JUDGMENT_BACKEND)のうち、local_llm の標準実行基盤として登場する。外部AI事業者にデータを送らない設計(trust-boundary)や、自前運用・OSS重視の方針と親和性が高い。
- karchitect: ローカルGemma 4 12BとOllama経由で対話し、要件JSONと設計書を生成。APIでは
think: falseを指定。 - kfxbrain: FX判断API。Ollama上の
gemma4:12b-it-qatを使用し、常にthink: falseを指定。 - kfreqai: ローカルOllama(Gemma)で市場レジーム分類・リスク指示・取引後レビューを毎時/毎日実行。
local_llmバックエンドとして利用。 - kfxai: FXペーパートレードの判断レイヤーとして、Ollamaで判断し障害時はルールへフォールバックする
local_llmモードを実装。 - kproofread: 化学試験結果報告書の意味照査にOllama OpenAI互換APIと
gemma4:12b-it-qatを使用。元ファイルを外部LLMへ送信しない。 - ksbrain: 日本株インテリジェンスAPI。LLMはOllamaへ直接接続し、kcbrain(暗号資産向け)には依存しない。根拠IDを追跡する構造化JSON分析をローカルLLMで実行。
- url2brain: URL解析・告知文・ブログ記事生成の既定LLMとして
gemma4:12b-it-qat(ローカルOllama)を使用。URL2BRAIN_LLM_PROVIDER=deepseekで切替可能。 - kcbrain: 暗号資産向け判断API。自前運用ではローカルGemma 4 12B(Ollama)を選択可能。
- kzabbix: 障害調査レポートをローカルLLM(Gemma 4 12B)で生成。機密ログをクラウドLLMに出さない。
なお、ローカルLLMの実行基盤はOllamaに限らない。kurl2gr では自社GPU上の Gemma 4 を rqdb4ai のホスト別キューで管理してGPU競合を避ける方式を取っており、Ollama以外の運用例も併存する。
本ドキュメントでの位置づけ
kurage-articles-index はKurage(VWork/articles)の全323本の記事索引であり、Ollamaはその中で繰り返し登場する主要OSSの一つ。記事ごとのトピックタグを見ると、Ollamaは以下のような多様な場面で利用されている。
- hermes + openclaw + claude + Ollama による商品登録の全自動化
- Wan2.1 + Ollama + ffmpeg によるOSS製AI動画パイプライン(Sora2相当を無料生成)
- browser-use + Ollama によるAIエージェントのデモ動画自動録画(kargov 融合パイプラインでは台本生成にも活用)
- kurage-sns-poster:browser-use とログイン済みChromeを組み合わせたThreads自動投稿
- Ollama + gemma による「固有名詞SEO」自動化(ローカルLLMで検索流入を伸ばす事例)
- openkb:gemma4 12b と deepseek を Ollama 上で動かし、「コンパイル」と「回答」の役割分担を実現(RAG構成の解説も2本)
- zabbix×ローカルLLM×bludit:Ollamaで障害メールを自動調査・要約する監視運用
特徴と関連概念
- local-llm: Ollama はローカルLLM実行の中心的ツール。Gemma 4, Qwen, DeepSeek などのモデルを手軽に試せる。
- automation: AIエージェントや自動化パイプラインに組み込まれ、外部API依存を減らす。
- trust-boundary: 判断レイヤーをローカルに置くことで、認証情報や機密データを外部に出さない設計を支える。
- ai-judgment-backend:
rule_based/local_llm/x402の選択機構のうち、local_llmバックエンドの実行基盤としてOllamaが使われる。 - ai-trading: kfreqai・kfxaiなどトレーディングボットのローカル判断レイヤーとして採用。
- paper-trading: ペーパートレード環境でローカルLLM判断を検証する基盤となる。
- browser-use: ブラウザ操作AIエージェントと組み合わせた事例が多く、デモ録画やSNS投稿に活用される。
- ai-video-pipeline: 動画生成・デモ録画のパイプラインでffmpegなどと連携する。
- ai-search-optimization: ローカルLLMによるSEO/GEO自動化にも利用される。
- oss: オープンソースであり、KurageのOSS中心戦略と親和性が高い。
- vibe-coding: ローカル実行によるコスト抑制がバイブコーディングの実践を支える。
関連プロジェクト
- kurage: Kurageプラットフォームの各種パイプラインで利用。
- kurage-sns-poster: ログイン済みChromeとOllamaを組み合わせたSNS自動投稿。
- openkb: ベクトルDB不要のRAG構成でOllama上のローカルLLMを利用。
- zabbix: 障害監視の自動化にローカルLLMとしてOllamaを使用。
- gemma / deepseek: Ollama上で動作する代表的なモデル。
- hermes / openclaw: エージェントオーケストレーションとOllamaを組み合わせた自動化事例。
- 主要採用プロダクト: karchitect・kcbrain・kfxai・kfxbrain・kproofread・ksbrain・kzabbix・kfreqai・url2brain
See also: kurage-lps
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